展示について

テーマ展「長船の郷土刀」

テーマ展「長船の郷土刀」
同時開催「第3回 日本美術刀剣保存協会 岡山県支部 備前長船分会展」

会期:令和2年4月10日(金曜日)~6月28日(日曜日)

※5月10日(日曜日)までの開催予定でしたが、6月28日(日曜日)まで会期を延長いたします。

 
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日
開館時間 午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
料金 一般:500円(400円)、高大生:300円(250円)、中学生以下無料
※(  )内は20名以上の団体料金
65歳以上の方は、割引があります。 (年齢が分かる証明書の提示をお願いいたします。)
障がい者の方は無料(付添いの方1名含む)となります。 (手帳の提示をお願いいたします。)
会場 備前長船刀剣博物館 1・2階展示室
イベント

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、下記のとおり中止とさせていただきます。

公開古式鍛錬
・4月12日(日曜日)中止
・5月10日(日曜日)中止
・6月14日(日曜日)中止
・7月以降 未定


小刀製作講座・日本刀手入れ講習会・ペーパーナイフ製作講座
・5月中の体験講座 中止
・6月中の体験講座 中止
・7月以降 未定

 

その他 ・展示品の写真撮影は可能です。(フラッシュ撮影はご遠慮ください。)
・館内は展示資料保管のため、空調を24度に設定しております。
 着衣の脱着など体調管理には、気を付けていただくようお願い申し上げます。

 


ごあいさつ

 この度、「長船の郷土刀」と題してテーマ展を開催いたしました。
 ここ備前の地は、古くより日本を代表する刀剣の生産地の一つとしてその名を馳せており、国宝の111口の内の47口が、また現在登録されている約270万口と言われる美術刀剣の約半分が、この地で作られた作品により占められています。
 中でも吉井川の下流域である長船を中心とした地域は、長い歴史の中で多くの刀工が活躍し、様々な流派を形成していきました。代表的な流派として、鎌倉時代前期に福岡地区で興った福岡一文字派、鎌倉時代中期には長船地区を中心とした長船派があげられますが、そのほかにも、近隣には畠田派、吉井川を挟んで対岸には吉井派や吉岡一文字派など、それぞれが居住した地名や始祖の名を名乗る流派が生まれてきました。
 今回の展示では、日本刀の聖地と称されている備前長船に、各流派が、どのような地域で作刀をしていたかを分かりやすく展示を行っています。日本刀を鑑賞する上での参考の一つになれば幸いです。
 開催にご協力頂いた関係者や団体の皆様にお礼を申し上げてご挨拶とします。

備前長船刀剣博物館長  白髭 修一

 

ごあいさつ

 ここに、第3回日本美術刀剣保存協会 岡山県支部 備前長船分会展を皆々様の御協力を賜り、開催出来ますことは、大変嬉しく存じ上げます。
 このたびは、新刀期の代表的な刀工と、現在長船で活躍されています刀工達の先達にあたります今泉俊光先生をはじめとした、なかなか知ることがなかった、現在の長船の刀工系譜を一部紹介するものです。
 この展示に際しまして、博物館および皆様の多大な御支援をいただき、誠にありがとうございました。

日本美術刀剣保存協会 岡山県支部 備前長船分会  青木盛家

 

 

 

展示内容

 テーマ展「長船の郷土刀」(2階展示室)

 
No.     資料名〔表銘/裏銘〕 備考
1 短刀 清則 室町前期(15世紀) 
個人蔵
2 無銘 (伝 長光)  鎌倉後期(14世紀)
岡山県立博物館蔵
3 短刀 備前国長船住長光造/永仁二年八月十日 鎌倉後期(1294年)
岡山県立博物館蔵
4 太刀 備前国   住(以下不明)(宗光)  鎌倉後期(14世紀)
個人蔵
5 脇指 無銘 (伝 景光) 鎌倉後期(14世紀)
個人蔵
6 太刀 備前国長船住近景/暦応二年二月日 南北朝(1339年)
岡山県立博物館蔵
7 無銘 (兼長)
(附 元録拾壱年本阿弥光忠折紙)
南北朝(14世紀)
個人蔵
8 無銘 (伝 長守)  南北朝(14世紀)
個人蔵
9 無銘 (伝 盛景)  南北朝(14世紀)
備前長船刀剣博物館蔵
10 太刀 備州長船盛光/応永十二年十月日 室町前期(1405年)
個人蔵
11 太刀 備州長船康光 室町前期(15世紀)
岡山県立博物館蔵
12 秀景 室町中期(15~16世紀)
備前長船刀剣博物館蔵
13 短刀 備州住長船勝光 長享二年九月日/御陣作之 室町後期(1488年)
備前長船刀剣博物館蔵
14 短刀 備前国住長船忠光/文亀二二年二月吉日 室町後期(1504年)
岡山県立博物館蔵
15 備州長船法光/永正二年八月日 室町後期(1505年)
備前長船刀剣博物館蔵
16 太刀 奉懸 天満大自在天神宮 享保元丙申年八月吉祥日
/備之前州長船鍛冶正統 横山大和大掾藤原祐定
江戸中期(1716年)
靱負神社蔵
17 (菊紋)一 山陽道備前国長船郷 鍛冶正統
横山加賀介藤原朝臣祐永
/奉捧 崇神天皇 天満天神宮於神前謹鍛之
江戸後期(19世紀)
靱負神社蔵
18 崇神天皇於神前鍛之 慶応二丙寅四月日
/備陽長船鍛治正統 横山俊左衛門尉祐包
友成五十八代孫
江戸後期(1866年)
靱負神社蔵
19 短刀 備  長船守(以下切)
/応永 一年八月(以下切)
室町前期(15世紀)
個人蔵
20 太刀 備州長船住元重
(附 金梨子地塗五三桐紋蒔絵鞘糸巻太刀拵)
鎌倉後期(14世紀)
個人蔵
21 太刀 国宗(附 青貝微塵笛巻塗鞘打刀拵) 鎌倉中期(13世紀)
個人蔵
22 小太刀 一助茂 鎌倉中期(13世紀)
個人蔵
23 無銘 (伝 正中一文字) 鎌倉後期(14世紀)
個人蔵

 

展示室

 

 

「第3回 日本美術刀剣保存協会 岡山県支部 備前長船分会展」(1階展示室)

 
No.     資料名〔表銘/裏銘〕 時代
1 金象嵌銘 則長 鎌倉
2 小太刀 一敦賀住盛重 室町
3 小太刀 定祐 室町
4 短刀 盛光 室町
5 正宗 室町
6 備州尾道祐法 室町
7 肥前国近江大掾藤原忠廣 江戸
8 脇指 肥前国藤原忠廣 江戸
9 井上和泉守國貞/(菊紋)寛文五年八月日 江戸
10 脇指 井上和泉守國貞/(菊紋)寛文八年八月日 江戸
11 脇指 水心子正秀/天明二年八月日 江戸
12 短刀 次郎太郎直勝/安政二年八月日 江戸
13 短刀 備前長船住友成六十一代横山祐定作
/君万歳 明治三十三年八月日
明治
14 太刀 天命寿楽 備前国長船住藤原俊光造
/昭和四十八年二月吉日
昭和
15 太刀 備前国長船住豊久作之
/昭和五十九甲子年八月日
昭和
16 太刀 正城作/平成八年春 平成
17 太刀 備前国彰光/平成十七年二月日 平成
18 備前国住長船助光作
/皇紀二千六百八十年二月十一日
令和

 その他に、小道具・鐔の展示(27点)があります。





 

お問い合わせ先
備前長船刀剣博物館
〒701-4271
瀬戸内市長船町長船966番地
電話:0869-66-7767
ファクシミリ:0869-66-7971
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