みんなの声

小林宏志さん

小林宏志さんの声 ~てれやカフェオーナー、ミュージシャン

牛窓の港近く、築150年の古民家を改装した人気のカフェ「てれやカフェ」オーナーの小林宏志さんが、牛窓の魅力を語っています。

FMラジオ番組「暮らしてみたら瀬戸内市(平成27年11月25日放送分)」より

パーソナリティ

本日のゲストは、牛窓の港近く、築150年の古民家を改装した人気のカフェ「てれやカフェ」オーナー小林宏志(こばやしひろし)さん。倉敷のご出身で、ミュージシャンとしてもご活躍された小林さん。岡山に帰って来ようという時に惹かれたのが牛窓の古民家だったそうですね。

小林さん

何より自然ですね。海と山。なぜかしら太陽の入り方が違うような気がします。実際に写真家の方や画家の方も来店されますが、光が綺麗だと言われますね。キラキラしている感じです。

パーソナリティ

太陽が光がキラキラとしている、素敵ですよね。そして牛窓は人もすばらしい。

小林さん

人が面白いですね。牛窓は駅も無くて、通過点ではないので行き止まりの町ですが、そこに住んでいる人々の話が良い意味で可笑しい。町の中に住むという事は、その町に「役柄」があると思います。仕事や家庭など、人がたくさんいれば、役柄を演じて生きていくのは、仕方ないことでありそれが魅力でもあります。ところが牛窓は皆さん素のまま、演じなくても役柄を持たなくても、素のままで生きていける場所かなと思います。

パーソナリティ

素で生きていける牛窓は、それだけ町に力がある。素で居させてくれる自然な町ですね。

小林さん

何となく目は配っているけれども、良い意味で「ほったらかして」くれる。正直に生きていて、自然の包容力がある。そんな町だと思います。

パーソナリティ

牛窓の町の包容力。築150年の古民家にも包容力がありますよね。

小林さん

古い建物はそれなりの時間を経ていますので、様々なことを見たり感じたりしている建物です。それは牛窓の町にも言える事です。その中に入って来た時に、大きな包容力を感じます。そこに1人の人間が入ってきても、すべて許してくれるような大きさがあります。

パーソナリティ

そんな築150年の古民家を改装した「てれやカフェ」。自慢のコーヒーが人気だとか?

小林さん

僕はコーヒーが元々好きで、アート雑貨店からスタートしたお店でしたが、お客様が来られた時に、正直な話、お気に入り商品が無かった時にお店から出て行きにくい(笑)。そんな時にコーヒーでも一杯楽しんで頂ければ、お店にも入って来やすいかなと。そうしているうちに、コーヒー目当てのお客様もたくさん来られて有り難いことです。味としては、牛窓の町っぽいかもしれません。古い歴史があるのでそれなりの重みを出しています。飲んだ後の飲み口をあっさりしてみようと思いまして、濃いめのコーヒーは女性の方など苦手な方が多いですが、あとくちをあっさりと。深いけどあっさり。あっさりだけど深い。牛窓らしい味です。

パーソナリティ

合わせて、手作りケーキにカレーやサンドウィッチもどうぞ。また音楽イベントもたくさん。

小林さん

そもそもはお店に来られたミュージシャンの方がここでライブをしたいという希望がありました。雰囲気が元々あったのだと思います。ミュージシャンの口コミで、次々に音楽ライブを行うようになりました。お店に土間がありまして、響きがすごく良いです。新しい建材で作ったものとは違う響きをします。建物自体がひとつの楽器のように響いて、共鳴してくれます。また大きな音を許して下さるご近所の方々にも感謝ですね。

パーソナリティ

また、海外の音楽家の方もいらっしゃるそうですが、海外の方の牛窓の印象は?

小林さん

牛窓に住んでいる方以上に海外からの評価は高いですよ。自然の美しさと、海に見える島々の美しさ。心を休めたい時に、落ち着いてのんびりできる、瀬戸内のほんわかした雰囲気が好きと言ってくれる海外からの方が多いですよ。

パーソナリティ

リゾート地ではありますが、冒頭のお話のように素でいられる町なのかもしれませんね。

小林さん

日本のエーゲ海という表現もありますが、良い町だから牛窓だけで十分だよと言われることもあります。牛窓というオリジナルな地名だけでいいじゃないというのは嬉しい声ですね。

パーソナリティ

今後の展望をお聞かせ下さい。

小林さん

牛窓イズムの影響が強いのですが、あえて目標は立てない(笑)。目標を立ててそこに進むと苦難がはじまるので、そんなことしなくてもいいかなと。海と空が綺麗で「今日も気持ちいいな~生きてるな~」という感じ、それで十分幸せです。

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