展示について

特別展「一文字と長船」

特別展「一文字と長船」

会期:令和元年9月14日(土曜日)~10月27日(日曜日)

 
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(10月23日
開館時間 午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
料金 一般:500円(400円)、高大生:300円(250円)、中学生以下無料
※(  )内は20名以上の団体料金
65歳以上の方は、割引があります。 (年齢が分かる証明書の提示をお願いいたします。)
障がい者の方は無料(付添いの方1名含む)となります。 (手帳の提示をお願いいたします。)
会場 備前長船刀剣博物館 1・2階展示室
主催 瀬戸内市、瀬戸内市教育委員会、備前長船刀剣博物館
後援 NHK岡山放送局、RSK山陽放送、OHK岡山放送
KSB瀬戸内海放送、TSCテレビせとうち、朝日新聞岡山総局
山陽新聞社、毎日新聞岡山支局、読売新聞社大阪本社岡山支局
イベント


公開古式鍛錬
日時:10月13日(日曜日)午前11時~正午、午後2時~3時
料金:入館料が必要
事前予約は不要


小刀製作講座
日時:9月21日(土曜日)、10月5日(土曜日)
   10月19日(土曜日)  午前10時~午後4時
料金:材料費1口15,000円+受講料1日2,000円(入館料込み)
定員:15名
事前予約が必要
2~4回程度の受講で完成します。


日本刀手入れ講習会
日時:9月21日(土曜日)、9月29日(日曜日)
       10月19日(土曜日)、10月27日(日曜日) 午前11時~正午
料金:入館料が必要
事前予約が必要
 

甲冑着付け体験(予定)
日時:10月22日(火曜日・祝日) 午前10時~午後3時
料金:入館料が必要
事前予約は不要

 

その他 ・展示品の写真撮影は可能です。(フラッシュ撮影はご遠慮ください。)
・館内は展示資料保管のため、空調を24度に設定しております。
 着衣の脱着など体調管理には、気を付けていただくようお願い申し上げます。

 


ごあいさつ

 このたび、「一文字と長船」 と題して特別展を開催いたしました。

 備前国は、日本刀の一大産地として有名であり、ここで製作された日本刀は、特に備前刀と称され、姿は優美で、刃文も華やかなことから、古来より多くの人々の心をとらえてやみませんでした。
 この備前刀の中でも、備前国の東部を流れる吉井川の流域で興った「一文字派」と「長船派」の作品は特に優れ、国宝や重要文化財に指定されているものが多くあります。
 一文字派は、鎌倉時代初期から南北朝時代にかけて備前で栄え、茎には天下一の意味とも言われる「一」の字を刻み、豪華絢爛な丁子乱れの刃文を得意としました。中でも福岡一文字派の作品は特に有名で、上杉謙信が愛したとされる国宝「太刀 無銘一文字 (山鳥毛)」も福岡一文字派の作品とされています。
 また、長船派は、鎌倉中期の光忠を祖とし、彼の跡を継いだ長光の代には一門の技術力が高まり、品質の良い日本刀が数多く作られたことから、その後の備前刀の主流派として長く栄えました。
 今回の特別展では、この二派の作品の展示を通して、一大産地である瀬戸内市長船地域で作刀を行っていた刀工たちとその技に迫ります。

 最後になりましたが本展の開催にあたり、ご協力と格別のご配慮を賜りました岡山県立博物館、林原美術館ならびに関係する方々に心よりお礼を申し上げて、ご挨拶とさせて頂きます。
 

備前長船刀剣博物館長  白髭 修一

展示内容

 

No. 種別 銘文
[表銘/裏銘]
指定・伝来
ほか
時代 所蔵
1 太刀 光忠    重要美術品
相良家伝来
鎌倉
中期
個人
2 太刀 長光 重要美術品
山階宮家伝来
鎌倉
中期
個人
3 無銘(伝長光)   鎌倉
後期
岡山県立博物館
4 短刀 備前国長船住長光造/
永仁二年八月十日
  鎌倉
後期
岡山県立博物館
5 短刀 備州長船景光 重要美術品
鍋島家伝来
鎌倉
後期
個人
6 太刀 備前国長船住近景/
暦応二年二月日
  南北朝 岡山県立博物館
7 無銘(伝兼光)   南北朝 林原美術館
8 短刀 備州長船住兼光/
貞和三年十一月日
  南北朝 個人
9 脇指 備州長船兼光/
延文六年三月日
出雲松平家伝来 南北朝 個人
10 太刀 備州長船康光   室町
前期
岡山県立博物館
11 太刀 備州長船康光/
応永十九年三月日
紀州徳川家伝来 室町
前期
個人
12 脇指 備州長船盛光/
応永廿八年八月日
紀州徳川家伝来 室町
前期
個人
13 短刀 備州長船次光/
応永廿二年十月日
  室町
前期
林原美術館
14 短刀 備前国住長船忠光/
文亀二二年二月吉日
  室町
後期
岡山県立博物館
15 短刀 靭負郷之住 長船勝光舎弟宗光/
主難波之十郎兵衛尉
(附)黒漆塗鮫着鞘合口短刀拵
  室町
後期
林原美術館 
16 脇指 備前国住長船次郎左衛門尉勝光
同左京進宗光/
為北村宗左衛門尉藤原行直作之
永正七年八月吉日
  室町
後期
個人
17 薙刀 雲州住人為宇山大蔵丞勝部幸盛作之
享禄五年二月吉日/
備前州長船次郎兵衛尉藤原治光
同藤兵衛尉国光 中川与三左衛門尉祐定
  室町
後期
林原美術館

 

 

No. 種別 銘文
[表銘/裏銘]
指定・伝来
ほか
時代 所蔵
18 脇指 備前国住長船与三左衛門尉祐定作/
天文八年二月吉日
  室町
後期
個人
19 備前国住長船二郎九郎祐定作   安土
桃山
岡山県立博物館
20 備前国住長船七郎衛門尉行包作之/
天正十八年八月吉日
  安土
桃山
個人
21 備前国住長船源兵衛尉祐定作/
天正五年八月吉日
  室町
後期
岡山県立博物館
22 太刀 横山上野大掾藤原祐定/
備州長船住人
  江戸
中期
岡山県立博物館
23 備前国住長船与三左衛門尉祐定作/
永正十八年八月吉日
重要美術品
号 春日与三
室町
後期
個人
24 於覇城備前国長船住加賀介祐永
造之嘉永二年二月日/
長船与三左衛門尉祐定彫模其形永弘彫
  江戸
後期
個人
25 太刀 信房作 英国ウィンザー公
旧蔵
鎌倉
前期
林原美術館
26 太刀 信□(房)   鎌倉
前期
個人
27 太刀 延房作
(附)金梨子地堅木螺鈿象嵌鞘
赤銅金具揃衛府太刀拵
重要美術品
出雲千家家旧蔵
鎌倉
前期
林原美術館 
28 太刀 則包 上杉三十五腰 鎌倉
中期
個人
29 無銘(伝則包)   鎌倉
中期
個人
30 太刀 宗吉作/藤原□□   鎌倉
前期
林原美術館
31 太刀 吉用   鎌倉
中期
個人
32 太刀
(附)金沃懸地家紋蒔絵螺鈿鞘略太刀拵
  鎌倉
中期
林原美術館
33
 
無銘(伝一文字) 重要美術品
豊前奥平家旧蔵
鎌倉
中期
林原美術館
34 太刀  助吉
(附)黒漆塗鞘打刀拵
重要美術品 鎌倉
中期
林原美術館
35 無銘(吉岡一文字) 成瀬家伝来 鎌倉中
~後期
個人
36 無銘(伝吉岡一文字)   鎌倉
後期
林原美術館
37 無銘(伝一文字)
(附)黒漆塗鞘金無垢葵紋金具打刀拵
  鎌倉
後期
林原美術館 
38 太刀 助真   鎌倉
中期
林原美術館
39 太刀  吉近
(附)変塗波蒔絵鞘黒漆塗金具太刀拵
  鎌倉
後期
林原美術館
40  無銘(伝正中一文字)
(附)黒石目地塗鞘打刀拵
  鎌倉
後期
個人

※常用漢字で記載しています。

 

 

 

 

お問い合わせ先
備前長船刀剣博物館
〒701-4271
瀬戸内市長船町長船966番地
電話:0869-66-7767
ファクシミリ:0869-66-7971
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