展示について

華麗なる備前刀ーとある愛刀家たちの名品展

特別展「華麗なる備前刀ーとある愛刀家たちの名品展」

会期:平成29年9月2日(土曜日)~11月12日(日曜日)

 
休館日 毎週月曜日(休日の場合は翌日に振替え)、祝日の翌日
開館時間 午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
料金 個人 一般:500円、高大生:300円、中学生以下無料
団体(20名以上) 一般:400円、高大生:250円、中学生以下無料
65歳以上の方は、割引があります。 (年齢が分かる証明書の提示をお願いいたします。)
障がい者の方は無料(付添いの方1名含む)となります。 (手帳の提示をお願いいたします。)
会場 備前長船刀剣博物館 1・2階展示室
主催 瀬戸内市、瀬戸内市教育委員会、備前長船刀剣博物館
後援 山陽新聞社、朝日新聞岡山総局、毎日新聞社岡山支局、読売新聞社岡山支局
協力 公益財団法人日本美術刀剣保存協会、林原美術館
イベント

公開古式鍛錬
日時:9月10日(日曜日)、10月8日(日曜日)、11月12日(日曜日)
午前11時~正午、午後2時~3時
料金:無料(ただし入館料が必要)
事前予約は不要


小刀製作講座
日時:9月2日(土曜日)、9月16日(土曜日)
10月7日(土曜日)、10月21日(土曜日)
11月4日(土曜日) 午前10時~午後4時
料金:材料費1口1万円+受講料1日2,000円(入館料込み)
事前予約が必要
2~4回程度の受講で完成します。


日本刀手入れ講習会
日時:9月16日(土曜日)、9月24日(日曜日)
10月21日(土曜日)、10月29日(日曜日) 午前11時~正午
料金:無料(ただし入館料が必要)
事前予約が必要

 

 

ごあいさつ

 「真がね吹く吉備」と枕詞に謳われるほど古代吉備国は代表的な鉄の産地でありました。中でも、平安時代から多くの刀匠を輩出した「備前長船」に代表される長船町は、吉井川の水運を利用して上流域から良質な砂鉄の供給が可能であり、また、瀬戸内沿岸から中国山地にかけて鍛刀用木炭の原料である赤松の林が広く分布していました。さらに、山陽道と吉井川の要衝の地として福岡の市が繁栄するなど、刀の産地としての条件が整っていたため、特に、室町時代から安土桃山時代にかけては刀の生産がピークとなり、「備前長船」は東の美濃と並んで西の武器庫と呼ばれていたほどです。また、「鍛冶屋千軒うつ鎚の音に西の大名籠とめる」と古くから歌いつがれた民謡が残っていることからも、多くの刀工が居住していたとことがわかります。
 現存する刀剣類約270万口の半数が、また、国宝に指定されている111口の中、実に半分の55口が備前刀であるといわれている、まさに質・量ともに日本一の刀剣王国であった備前国。
 今回の展示は、華麗なる備前刀を時代の歴史とともに鑑賞していただくとともに、日本刀の魅力をより多くの皆様に感じていただくことで愛刀家の輪が広がっていくことを願っています。

 

                                                                備前長船刀剣博物館

                                                                                      館長  山崎 宗則

  

 

展示内容

【現代刀~新刀期】

 
No. 種別 時代/指定/所蔵
1 太刀 備前国俊光作 九十五才
平成二二年八月日
平成(1992)
備前長船刀剣博物館蔵
2 大太刀 備前国岡山住逸見竹貫斎源義隆廿六才刳物同作
明治二二辛未年冬十一月吉日
備中国甕江郷社於羽黒大神御前謹作之
明治(1871)
岡山県指定重要文化財
羽黒神社蔵
3  太刀 城慶子正明
安政二二丁已年仲秋
江戸(1857)
重要刀剣
個人蔵
4 作陽幕下士細川正守(刻印)
安政二二丁已年八月吉日
江戸
重要刀剣
個人蔵
5 太刀 作陽幕下士細川正義(刻印)
嘉永元戊申年十二月日
江戸
重要刀剣
個人蔵
6 備陽長船住横山俊左衛門尉藤原祐包作 土戸八幡宮
慶應四年二月日 友成五十八代孫
江戸(1868)
個人蔵
7 備前國長船住横山上野大掾藤原祐定作
元禄十六年八月日
江戸(1703)
個人蔵
8 脇指 横山上野大掾藤原祐定
備州長船住人
江戸
個人蔵
9 備前国住長船七兵衛尉祐定作
万治三年二月吉日
江戸
特別保存刀剣
個人蔵

 

 

【古刀期】

 
No. 種別 時代/指定/所蔵
10 太刀 備州長船秀光 南北朝
重要刀剣
個人蔵
11 無銘 (雲重) 南北朝
重要刀剣
個人蔵
12 太刀 雲生 南北朝
重要美術品
林原美術館蔵
13 無銘 (兼長) 南北朝
特別重要刀剣
個人蔵
14 無銘(長船重真) 鎌倉~南北朝
重要刀剣
個人蔵
15 無銘(元重) 鎌倉~南北朝
重要刀剣
個人蔵
16 無銘(伝 大宮盛景) 南北朝
重要刀剣
個人蔵
17 無銘(伝 畠田真守) 鎌倉
重要刀剣
個人蔵
18 太刀 備前国吉井盛則
応永二十二年二月日
室町(1415)
個人蔵
19 脇指 備前國住長船行包作
文禄二年八月吉日
室町(1593)
個人蔵
20 短刀 備前國住与三左衛門尉祐定
天文三年二月日
室町(1534)
個人蔵
21 備前國住長船与三左衛門尉祐定作
享禄三年八月日
室町(1530)
特別保存刀剣
個人蔵
22 備前國住長船祐定
永正八年八月吉日
室町(1511)
重要刀剣
個人蔵
23 脇指 備州長船法光作
文明十九年二月日
室町(1487)
個人蔵
24 脇指 備前國住長船左京進宗光
文明十一年八月日
室町(1479)
個人蔵
25 脇指 備州長船勝光 室町
特別保存刀剣
個人蔵
26 小太刀 備州長船祐光
文正元年二月日
室町(1466)
保存刀剣
個人蔵
27 脇指 備州長船則景 室町
備前長船刀剣博物館蔵
28 脇指 無銘(家助) 室町
備前長船刀剣博物館蔵
29 太刀 備州長船康光
嘉吉三年八月日
室町(1443)
保存刀剣
備前長船刀剣博物館蔵
30 脇指 備州長船盛光
応永三十一年二月日
室町(1424)
個人蔵
31 太刀 備州長船盛光
応永十二年十月日
室町(1405)
特別重要刀剣
個人蔵
32 太刀 備州長船近景 鎌倉後期~南北朝
林原美術館蔵
33 短刀 備州長船景(以下切れ 景光)
元亨二年二(以下切れ 月日)
鎌倉(1323)
特別保存刀剣
個人蔵
34 太刀 備前国○○住(以下不明 宗光) 鎌倉
重要刀剣
備前長船刀剣博物館蔵
35 太刀 備前国長船住人真長造
延慶二年三月日
鎌倉(1309)
林原美術館蔵
36 太刀 長光 鎌倉
個人蔵
37 太刀 助吉作 鎌倉
重要刀剣
個人蔵
38 太刀 助真 鎌倉
林原美術館蔵
39 太刀 無銘(伝 福岡一文字) 鎌倉
岡山県指定重要文化財
個人蔵
40 太刀 信房作 鎌倉
林原美術館蔵
41 無銘(伝 利恒) 鎌倉
重要刀剣
備前長船刀剣博物館蔵

 

 

 

 

お問い合わせ先
備前長船刀剣博物館
〒701-4271
瀬戸内市長船町長船966番地
電話:0869-66-7767
ファクシミリ:0869-66-7971
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