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瀬戸内海は穏やかなイメージだが、日本で最も潮流が早い海域である。約700もの島々が存在している地形の複雑さが、潮流の強さを助長しているのだ。その潮流の水位差と速度差によって水流に回転が生まれる。その代表が鳴門海峡だ。
アートの世界でも同じようなことが起こる。一見穏やかな人の心の内には、世の中のものの見方を変えようとか、思い出や記憶に残るものを必死に描きとめておこうという人間の営みが、小さな渦となり、やがて大きな渦となって目の前に出現する。
SPIRALという言葉は、人間が思考する道筋は直線ではなく、螺旋状になるのではないかという思いから付けられたものである。
この企画展は瀬戸内の景色や風土、文化に育てられた作家を中心に、これからの未来を切り開く作家に焦点を当てた展示である。
会期 | 令和4年9月6日(火曜日)から9月25日(日曜日) |
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休館日 | 9月12日(月曜日)、9月20日(火曜日) |
開館時間 | 午前9時 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで) |
料金 | 一般400円/割引(団体20名以上または65歳以上)300円/中学生以下無料 ※9月19日(敬老の日)は65歳以上の方は無料 |
会場 | 瀬戸内市立美術館 4階 |
主催 | 瀬戸内市立美術館 |
《展覧会チラシ画像》
瀬戸内SPIRALちらし(オモテ) [PDFファイル/92KB]
瀬戸内SPIRALちらし(ウラ) [PDFファイル/973KB]