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令和3年8月6日受付
電力会社が道路に何かするようで、土木委員の同意が必要だという連絡が来ました。ちなみに今回の状況は、市の土地で農道だそうです。
土木委員の同意は本当に必要なのでしょうか。
土木委員もすべてを把握しているわけでもありませんし、自治会の土地でもなく個人の土地でもないので同意といわれても正直困ります。結局、同意をしなければならない流れ作業であるなら土木委員の同意という手順をやめていただけないでしょうか。市の土地は市が同意すればいいし、個人の土地であれば個人が同意すればいいのではないでしょうか。
昔は、ほぼ農業をしている方で尚且つ自治会所属の方も農業従事者なので土木委員はそういう方がなっていたかと思いますので納得ですが、本自治会では農業を行っている方はいないので、農道がどうとか言われましてもと。
市の道路に何かするなどの重要な手続きの同意は非常勤職員の土木委員ではなく責任ある立場の常勤職員が行っていただけないでしょうか。
土木委員が電力会社から直接に同意作業を行うのは仕事の範囲外だと思います。
このたびは、「市長への手紙」にご意見をお寄せいただき、ありがとうございます。
瀬戸内市では、行政の事務運営について、市と市内の全住民が緊密な事務の連絡を保ち、住民福祉の増進を図るため、各自治会の皆様に行政・土木・環境衛生の3種の委員を委嘱させていただいております。
このうち、土木委員に関しましては、道路や河川、水利といった土木行政について職務を担っていただいているところです。このたびご意見いただいた同意作業を行うことも、この職務に含まれています。道路や用水路等の維持管理に務めていただいている土木委員に確認することなく話が進んでしまうと、地元との調整が不十分となり、のちに思わぬ問題に発展するかもしれません。
同意をいただく上で土木委員に責任が生じることはありませんが、地元の代表として道路等にて工事が行われることについて把握していただき、自治会内で共有していただきたく思います。
何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
瀬戸内市長 武久顕也
建設課
電話:0869-22-2649