ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 瀬戸内市立美術館 > 過去の展示について > 過去の展覧会 > 2011年(平成23年度)美術館展覧会

本文

2011年(平成23年度)美術館展覧会

更新日:2020年12月16日更新 印刷ページ表示

小さな画面に無限の世界 熊谷守一展

熊谷守一展のポスター画像

「超俗の画家」熊谷守一は、異彩を放つ独自の画風で美術史に燦然たる足跡を残しました。猫や鳥、草花、小さな虫たちなど、自然の中で生きる微かな「いのち」の輝きを描き、その魅力は多くの人々の心をとらえてはなしません。本展覧会で出品中の作品5点をご紹介します。ぜひご覧下さい。

期間 2月29日 水曜日 ~ 4月10日 火曜日
前期 2月29日~3月18日 ・ 後期 3月20日~4月10日
料金 一般700円/割引600円/中学生以下無料
主催 瀬戸内市立美術館/瀬戸内市教育委員会
特別協力 愛知県美術館/天童市美術館
イベント 記念講演会 熊谷 榧氏(熊谷守一・二女)
日時:3月11日日曜日午後2時 定員:200人
学芸員による作品解説
日時:3月18日、25日、4月8日 各午後2時

平山郁夫展 次世代への伝言(メッセージ)

平山郁夫展のポスター画像

平山郁夫画伯は2009年12月2日に亡くなられました。生前は画家としてだけでなく、ユネスコ親善大使、文化財保護・芸術研究助成財団理事長、東京藝術大学学長など、さまざまな立場で「平和」を考え、貢献されてきました。15歳で原爆に遭い、被爆の後遺症に苦しむ中、29歳の時に描いた「仏教伝来」で画家として新たな境地を切り拓きました。38歳から始めたシルクロードの旅、東西文化から日本が如何に多くの要素を学んだかを体験し、世界の文化財を取材するうちに、自然破壊、内戦、宗教戦争、盗掘などで、多くの人類の優れた文化遺産が失われていく様子を目のあたりにします。その危機感から、文化財赤十字構想を発表し、内外の文化財保護活動を展開します。本展覧会は、そうした画伯の思いを次世代の人に継承していくメッセージとして開催するものです。破壊前後の「バーミアン大石仏」をはじめ、代表作の数々をご鑑賞ください。

期間 1月13日 金曜日 ~ 2月26日 日曜日
料金 一般800円/割引600円/中学生以下無料
主催 瀬戸内市立美術館/瀬戸内市教育委員会/平山郁夫美術館
助成 財団法人マルセンスポーツ・文化振興財団
イベント 講演会 講師:平山助成(平山郁夫美術館館長)
日時:2月5日日曜日午後2時 定員:200人
ギャラリートーク 講師:別府一道(平山郁夫美術館学芸員)
日時:1月14日土曜日午後2時
文化協会茶席 日時:1月15日日曜日午前10時

黒井千左作陶展 小林陽介木彫展

黒井千左展・小林陽介展のポスター画像

岡山県指定重要無形文化財保持者認定記念 虫明焼 黒井千左作陶展
2011年3月に黒井千左氏が岡山県指定重要無形文化財虫明焼製作技術の保持者に認定されたのを記念し、その偉業をたたえるとともに、その作品を紹介する。壺・大皿・水指・茶碗など約50点を展示。
小林陽介木彫展 ─白と黒のはざま─
2007年に第81回国展新人賞、2008年に第3回秀桜基金賞受賞など、若くして頭角をあらわしている木彫作家を紹介する。木彫だけでなく壁面を使ってのドローイングなど、約30点を展示する。

期間 12月1日木曜日 ~ 2012年1月9日日曜日
料金 一般400円/割引300円/中学生以下無料
主催 瀬戸内市立美術館/瀬戸内市教育委員会

松下淳子回顧展 ―祈り―

期間 10月20日 木曜日 ~ 11月27日 日曜日
料金 一般400円/割引300円/中学生以下無料
主催 瀬戸内市立美術館/瀬戸内市教育委員会
イベント ギャラリートーク講師:森山知己氏(日本画家) 日時:11月20日日曜日午後2時~
お弟子さんによる解説(希望者のみ) 日時:会期中の毎週土曜日、日曜日の終日

開館一周年記念 牛窓へのいざない 阿藤秀一郎と佐竹徳展

高松で入院していた賀川豊彦の見舞いに来た佐竹徳を牛窓に連れ、牛窓オリーブ園と佐竹を結びつけた画家阿藤秀一郎。阿藤は、生涯を描くことに注いだ風景画家であるが、その半生は謎に包まれている。ただ、佐竹が友人と認めた人物であり、描くことに対する姿勢は相通じるものがあったと思われる。本展では、阿藤秀一郎と佐竹徳の作品を展示し、絵に対する姿勢や生涯描くことに重きを置いた人生など作品を通して感じ、自然へのまなざしを考えるものとする。

期間 9月8日 木曜日 ~ 10月16日 日曜日
料金 一般400円/割引300円/中学生以下無料
主催 瀬戸内市立美術館/瀬戸内市教育委員会
協賛 明石被服興業株式会社
イベント 一日カフェ~佐竹画伯が愛した珈琲~ 日時:10月1日土曜日午前10時~午後4時
開館記念日市民無料開放 日時:10月1日土曜日※市民を証明するもの持ってくるで観覧料を無料

-生の芸術- アール・ブリュット展

「生の芸術」と訳される「アールブリュット」という分野は近年ますます注目されているが、岡山ではまだあまり知られていない。瀬戸内市の子どもたちをはじめ、広く「アールブリュット」世界を紹介し、多くのひとに純粋で自由な発想から生み出される作品たちに触れていただく機会とする。

期間 7月23日 土曜日 ~ 9月4日 日曜日
料金 一般400円/割引300円/中学生以下無料
主催 瀬戸内市立美術館/瀬戸内市教育委員会
協力 NPO法人 はれたりくもったり

童謡詩人 金子みすゞ展

童謡詩人 金子みすゞ展のポスター画像

26歳の若さでこの世を去った若き童謡詩人、金子みすゞ。本展では、みすゞが詩集としてまとめた3冊の手帳や、愛娘のことばを記した『南京玉』、形見となった着物などの資料約30点を展示し、作品とともにみすゞの歩んだ生涯をご紹介します。自然と一体となり、「こころ」を詠ったみすゞの詩の世界をお楽しみください。

期間 6月9日 木曜日 ~ 7月20日 水曜日
料金 一般400円/割引300円/中学生以下無料
主催 瀬戸内市立美術館/瀬戸内市教育委員会
協力 金子みすゞ著作保存会/JULA出版局

 

佐竹徳展 ~特別出品・ダリアと静物~

佐竹徳2011ダリアと静物展のポスター画像

瀬戸内市立美術館所蔵品を中心として、佐竹徳の作品を紹介します。そのうち今回は特別出品作として、戦前の作品2点を展示します。1点は1920年の第2回帝国美術院展覧会(帝展)に出品された『静物』、もう1点は1937年の第1回文部省美術展覧会(新文展)に出品された『ダリア』で、ともに“佐竹徳次郎”の名で発表していたころの作品。

期間 4月14日 木曜日 ~ 6月5日 日曜日
料金 一般400円/割引300円/中学生以下無料
主催 瀬戸内市立美術館/瀬戸内市教育委員会
協力 佐竹家

佐竹徳画伯

備前長船刀剣博物館

オリーブ会