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佐竹徳(1897年~1998年、大阪府出身)は1917年20歳の時に第11回文展に初入選し、これ以後は帝展、新文展、日展などに出品を続け、中央画壇で活躍しました。1959年62歳の時に初めて牛窓オリーブ園を訪れ、オリーブの緑と赤土に心惹かれたことで、それから40年近く牛窓で作品を描き続けました。この展覧会では、当館が所蔵する風景画の主要な作品とともに、1950(昭和25)年第6回日展に審査員として出品した作品「ごいし」のもととなったスケッチ32点を展示します。このうち26点は本展が初公開となります。これらの作品を通して、佐竹氏の作品世界の魅力に触れていただきたいと思います。
期間 | 2022年3月5日(土曜日)~4月3日(日曜日) |
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休館日 | 毎週月曜日(3月21日は除く)、3月22日(火曜日) |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
料金 | 一般400円/割引(団体20名以上または65歳以上)300円/中学生以下無料 |
会場 | 4階展示室 |
主催 | 瀬戸内市立美術館 |
隠崎隆一は岡山県内だけでなく、全国の陶芸界の中で有力な陶芸作家です。活動拠点である瀬戸内市は、隠崎氏を2016年に瀬戸内市指定無形文化財保持者に認定。その後2019年に隠崎氏は岡山県重要無形文化財保持者となりました。この度当館では、初期から最新の作品を展示し、作陶の変遷をご紹介します。
期間 | 2021年10月23日(土曜日)~12月19日(日曜日) |
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休館日 | 毎週月曜日、祝日の翌日(11月4日、11月24日) |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
料金 | 一般800円/割引(団体20名以上または65歳以上)700円/中学生以下無料 |
会場 | 4階・3階展示室 |
主催 | 瀬戸内市立美術館、山陽新聞社 |
後援 | 岡山県、岡山県教育委員会、朝日新聞岡山総局、毎日新聞岡山支局、読売新聞岡山支局、産経新聞社、RSK山陽放送、OHK岡山放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、KSB瀬戸内海放送、oniビジョン、FM岡山、FMくらしき、レディオモモ、公益社団法人岡山県文化連盟、岡山県郷土文化財団 |
※臨時休館に伴い、緑川洋一展の開館日を下記の期間に変更しております。
変更後:10月1日(金曜日)から10月17日(日曜日)
瀬戸内市ゆかりの写真家・緑川洋一(1915~2001)は歯科業のかたわらアマチュアの写真家として、高度な撮影技術と現像技術により、写真にしかできない表現を創りあげてきました。約4年ぶり3度目となる本展では、緑川が色彩の魔術師と呼ばれる以前の、表現の模索時代である1950年代に尾道にて撮影した郷土文化のあり方をテーマに記録した作品を全4章・約80点を紹介します。
期間 | 2021年9月4日(土曜日)~10月17日(日曜日) → 2021年10月1日(金曜日)~10月17日(日曜日)※臨時休館に伴い開館日を変更しております。 |
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休館日 | 毎週月曜日、臨時休館期間(8月20日から9月30日まで) |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
料金 | 一般400円/割引(団体20名以上または65歳以上)300円/中学生以下無料 |
会場 | 4階展示室(出入口は4階のみ) |
主催 | 瀬戸内市立美術館 |
協力 | 緑川洋一記念室 |
2020年8月11日に93歳で逝去した洋画家、清志初男。清志は若い頃に、日本軍に徴用された輸送船の船員としてニューギニアに赴き、飢えに苦しむ日本兵を目の当たりにしました。絵は独学ではじめ、新世紀美術展など国内の公募展で活躍。羅漢寺(兵庫県加西市)の石仏、五百羅漢との出会いをきっかけに、記憶の中の人々への想いを託して石仏画を描き続けました。本展では清志初男の70年にわたる画業を顕彰し、残された作品の中から大作を中心に紹介します。
期間 | 2021年8月13日(金曜日)~5月5日(水曜日・祝日) |
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休館日 | 毎週月曜日 |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
料金 | 一般400円/割引(団体20名以上または65歳以上)300円/中学生以下無料 |
会場 | 4階展示室 |
主催 | 瀬戸内市立美術館 |
協力 | 国立療養所長島愛生園 |
期間 | 2021年10月1日(金曜日)~10月6日(水曜日) |
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休館日 | 毎週月曜日 |
料金 | 一般400円/割引(団体20名以上または65歳以上)300円/中学生以下無料(※緑川洋一展との共通入館券) |
会場 | 3階展示室(出入口は4階のみ) |
岡山県岡山市出身の洋画家ベル串田の回顧展。
ベル串田は、藤田嗣治や東郷青児に師事し、二科展で活躍。フランスのサロン・ドートンヌ会員となり、芸術文化勲章コマンドール位を受章するなど、世界中で活動しました。本展では、ベル串田の遺品や蒐集品とともに、彼の足跡を辿っていきます。
期間 | 2021年7月24日(土曜日)~8月8日(日曜日) |
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休館日 | 毎週月曜日 |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
料金 | 一般400円/割引(団体20名以上または65歳以上)300円/中学生以下無料 |
会場 | 4階展示室 |
主催 | 瀬戸内市立美術館 |
共催 | ベル・串田記念館 |
高島野十郎(1890-1975)は、福岡県久留米市に生まれ、東京帝国大学農学部水産学科を卒業後、念願だった画家への道を選びました。その孤独と旅を愛した生涯と、徹底的な写実による独自の絵画は、没後に光があてられ、今日では幅広い人気を得ています。
代表作を含む野十郎の豊富なコレクションを誇る福岡県立美術館の所蔵作品を中心に、近年の新発見の作品もあわせた総点数63点により、いまだ多くの謎に包まれた野十郎の絵画世界の魅力をご紹介します。
期間 | 2021年6月5日(土曜日)~7月19日(月曜日) ※臨時休館に伴い、開館日を変更しております。 |
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休館日 | 毎週月曜日(7月19日を除く) |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
料金 | 一般800円/割引(団体20名以上または65歳以上)700円/中学生以下無料 |
会場 | 4階・3階展示室(出入口は4階のみ) |
主催 | 瀬戸内市立美術館、山陽新聞社 |
特別協力 | 福岡県立美術館 |
企画協力 | Tncプロジェクト |
後援 | 久留米市、岡山県、岡山県教育委員会、朝日新聞岡山総局、毎日新聞岡山支局、読売新聞岡山支局、産経新聞社、RSK山陽放送、OHK岡山放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、KSB瀬戸内海放送、oniビジョン、FM岡山、FMくらしき、レディオモモ、公益社団法人岡山県文化連盟、岡山県郷土文化財団 |
2人の作家によるそれぞれの展覧会を同時開催いたします。
《山本基展について》
塩を用いて床に巨大な模様を描き出すインスタレーションで知られる作家・山本基(広島県尾道市出身)の作品を紹介します。
2013年に開催した展覧会「たゆたう庭」以来、当館では2度目の展覧会です。今回は「桜」をテーマとした作品を展示します。満開の美しさだけではなく、その後の命のつながりや循環まで感じられる花びら。その1枚1枚に作家の想いが込められています。
《小野川直樹展について》
小野川直樹(東京都出身)は折り鶴を平和の象徴ではなく、行き場のない自身の気持ちを託す祈りから生まれるものととらえています。
およそ1センチ四方の紙から一つ一つ手で折った折り鶴によって生み出される、植物の枝葉のような造形の作品を紹介します。
期間 | 2021年3月9日(火曜日)~5月5日(水曜日・祝日) |
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休館日 | 毎週月曜日(5月3日を除く)、4月30日(金曜日) |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
料金 | 一般500円/割引(団体20名以上または65歳以上)400円/中学生以下無料 |
会場 | 4階展示室 |
主催 | 瀬戸内市立美術館 |