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2人の作家によるそれぞれの展覧会を同時開催いたします。
《山本基展について》
塩を用いて床に巨大な模様を描き出すインスタレーションで知られる作家・山本基(広島県尾道市出身)の作品を紹介します。
2013年に開催した展覧会「たゆたう庭」以来、当館では2度目の展覧会です。今回は「桜」をテーマとした作品を展示します。満開の美しさだけではなく、その後の命のつながりや循環まで感じられる花びら。その1枚1枚に作家の想いが込められています。
《小野川直樹展について》
小野川直樹(東京都出身)は折り鶴を平和の象徴ではなく、行き場のない自身の気持ちを託す祈りから生まれるものととらえています。
およそ1センチ四方の紙から一つ一つ手で折った折り鶴によって生み出される、植物の枝葉のような造形の作品を紹介します。
期間 | 2021年3月9日(火曜日)~5月5日(水曜日・祝日) |
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休館日 | 毎週月曜日(5月3日を除く)、4月30日(金曜日) |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
料金 | 一般500円/割引(団体20名以上または65歳以上)400円/中学生以下無料 |
会場 | 4階展示室(出入口は4階のみ) |
主催 | 瀬戸内市立美術館 |
佐竹徳(1897~1998年、大阪府出身)は20歳(1917年)の時に第11回文展に初入選して以降、帝展、新文展、日展などに出品を続け、中央画壇で活躍しました。62歳(1959年)の時に初めて牛窓オリーブ園を訪れ、オリーブの緑と赤土に心惹かれたことで、それから40年近く牛窓で作品を描き続けました。この展覧会では、10周年をむかえた瀬戸内市立美術館のコレクションの柱である佐竹徳の作品から油彩画の大作を中心にご紹介します。
期間 | 2021年1月13日(水曜日)~2月17日(水曜日) |
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休館日 | 毎週月曜日、2月12日(金曜日) |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
料金 | 一般400円/割引(団体20名以上または65歳以上)300円/中学生以下無料 |
会場 | 4階展示室(出入口は4階のみ) |
主催 | 瀬戸内市立美術館 |
野田弘志(1936年-)は、近年その価値を見直されはじめた写実絵画の先駆者ともいえる画家です。抽象絵画全盛期に画壇デビューし、ひたすら写実絵画を追求し続けた野田の作品は「魂のリアリズム」と評されています。また、幼少期に広島県福山市で育ったことから岡山でも早くから作品が紹介されており、岡山とゆかりのある画家でもあります。
この展覧会では、初期の代表作「やませみ」などの大作のほか、鉛筆画や版画作品を約60点展示します。
期間 | 2020年10月31日(土曜日)~12月27日(日曜日) |
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休館日 | 毎週月曜日(11月23日を除く)、11月4日(水曜日)、11月24日(火曜日) |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
料金 | 一般800円/割引(団体20名以上または65歳以上)700円/中学生以下無料 |
会場 | 4階・3階展示室(出入口は4階のみ) |
主催 | 瀬戸内市立美術館、山陽新聞社 |
後援 | 岡山県、岡山県教育委員会、朝日新聞岡山総局、毎日新聞岡山支局、読売新聞岡山支局、産経新聞社、RSK山陽放送、OHK岡山放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、KSB瀬戸内海放送、oniビジョン、FM岡山、FMくらしき、レディオモモ、公益社団法人岡山県文化連盟、岡山県郷土文化財団 |
戦後まもなく日展を誘致するなど、文化の発展に尽力してきた岡山県では、県内に多くの逸品が所蔵されています。昨年度開催した「-岡山の法人・企業コレクションを中心に- 美術巨匠逸品展」の続編となる今回の展覧会では、個人コレクションを中心に日本画・洋画を約60点展示します。明治から現代までの、時代を象徴する作家の作品をご覧下さい。
期間 | 2020年9月5日(土曜日)~10月25日(日曜日) |
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休館日 | 毎週月曜日(9月21日を除く)、9月23日(水曜日) |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
料金 | 一般600円/割引(団体20名以上または65歳以上)500円/中学生以下無料 |
会場 | 4階展示室 |
主催 | 瀬戸内市立美術館 |
後援 | 岡山県、岡山県教育委員会、山陽新聞社、朝日新聞岡山総局、毎日新聞岡山支局、読売新聞岡山支局、産経新聞社、RSK山陽放送、OHK岡山放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、KSB瀬戸内海放送、oniビジョン、FM岡山、FMくらしき、レディオモモ、公益社団法人岡山県文化連盟、岡山県郷土文化財団 |
内田江美は服飾デザイナーを経て、現在は画家として牛窓で制作を行っています。錯綜する線と鮮やかな色彩で表現された作品は、アジアや欧米を中心とした海外において、その独自性が高く評価されてきました。近年は国内にも活躍の場を広げ、注目を集めています。宇宙のようなひろがりをもった内田江美の世界をご覧ください。
期間 | 2020年8月4日(火曜日)~8月30日(日曜日) |
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休館日 | 毎週月曜日(8月10日は開館)、8月11日(火曜日) |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
料金 | 一般400円/割引(団体20名以上または65歳以上)300円/中学生以下無料 |
会場 | 4階展示室 |
主催 | 瀬戸内市立美術館 |
後援 | 岡山県/岡山県教育委員会/山陽新聞社/RSK山陽放送/FM岡山/レディオモモ/公益社団法人岡山県文化連盟/岡山県郷土文化財団 |
今回は「瀬戸内市ゆかりの美」をテーマに、様々なジャンルの作品を展示します。
佐竹徳の油彩画の他、吉田初三郎が手がけた牛窓の鳥瞰図、大正ロマンを代表する竹久夢二の水彩画、黒井千左らの陶芸作品など、公開する機会の少なかった収蔵品をこの機会に是非ご覧ください。
期間 | 2020年7月3日(金曜日)~7月26日(日曜日) |
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休館日 | 毎週月曜日 |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
料金 | 一般400円/割引(団体20名以上または65歳以上)300円/高校生以下無料 |
会場 | 4階展示室 |
主催 | 瀬戸内市立美術館 |
この展覧会では、「猫」をキーワードに2人の若手画家の細密画を約30点展示します。
吉村大星(1992-)は、色鉛筆で野良猫をモチーフとした作品を描いています。父・吉村芳生(1950-2013)を彷彿とさせる画風ながらも、独自の世界観を持った作品を発表しています。
西脇直毅(1977-)はボールペンを用いた作品を描いています。抽象絵画のように見える作品は、近づいて見ると“猫文様”ともいえる緻密な描画によって構成されていることがわかります。猫一匹一匹の表情の違いや、所々に紛れ込んでいる猫以外の動物にもご注目ください。
当初5月24日(日曜日)までの開催予定でしたが、6月28日(日曜日)まで会期を延長いたします。
期間 | 2020年4月4日(土曜日)~6月28日(日曜日) ※会期延長となりました |
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休館日 | 毎週月曜日(5月4日を除く)、4月30日(木曜日)、5月7日(木曜日) |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
料金 | 一般700円/割引(団体20名以上または65歳以上)600円/中学生以下無料 |
会場 | 4階・3階展示室(出入口は4階自動ドアのみです) |
主催 | 瀬戸内市立美術館 |
後援 | 岡山県/岡山県教育委員会/山陽新聞社/朝日新聞岡山総局/毎日新聞岡山支局/読売新聞岡山支局/産経新聞社/RSK山陽放送/OHK岡山放送/TSCテレビせとうち/RNC西日本放送/KSB瀬戸内海放送/oniビジョン/FM岡山/FMくらしき/レディオモモ/公益社団法人岡山県文化連盟/岡山県郷土文化財団 |
関連 イベント |
※新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、5月3日(日曜日)に予定していたアーティストトークは開催中止とさせていただきます。 |