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財政調整基金をウクライナへ寄附したことについて

更新日:2022年3月23日更新 印刷ページ表示

令和4年3月14日受付

寄せられた内容(要旨)

財政調整基金をウクライナへの寄附に使ったという記事を見ました。
財政調整基金は、災害等の支援で財源等が不足した場合に使われるものだと認識しております。
・今後コロナが今まで以上に広がったり
・南海トラフ地震で瀬戸内市も被害が出たり
・吉井川が氾濫して大規模災害が起こる可能性があったり。
・さらに人口減少で収入が減るのも確実です。
そんな大事な基金からウクライナへの寄附を行うことに疑問を感じます。
平和のためだからといって貴重な財源、税金を使ってもいいのでしょうか?
財政調整基金は減少して近々無くなるような話も聞きます。
来年度も7億円以上も取り崩して収支不足に対応するようですが、そんな火の車な状況で他へ寄附するという考えが理解できません。
詳しいことはわかりませんが、素人から見ても使い方がおかしいと思います。

回答

   この度は「市長への手紙」にご意見をいただき、ありがとうございます。

 現在、ウクライナ国内・近隣諸国では、多くの人が武力攻撃による人権侵害に苦しみ、命がけの避難を強いられています。この度、市でできることを考えた際、できるだけ多くの人々の命と安全を守るために、緊急の支援が必要と判断し、財政調整基金を活用して支援することに決定しました。

 さて、財政調整基金とは、年度間の財源の不均衡を調整するための積立金です。自然災害の対応などの緊急的な財源不足に備えるためにも、財政調整基金の基金残高を一定程度に保つ必要があります。
   令和3年度に本市が策定した中期財政計画では、事務事業の見直しや事業費の平準化などの財政健全化に向けての取り組みを反映して集計すると、令和8年度末において現在と同程度の財政調整基金の残高(約30億円)を保つことができる見込みとなっています。
  ご意見のあった、災害等への備えも大切です。そのため、財政的に対応可能な範囲で、平和に関連する重要な取り組みを実施していきたいと考えています。

  瀬戸内市は、一地方都市でも世界の一員としてできることがあると考え、平和と人権の大切さを訴えていきます。

瀬戸内市長 武久顕也​

担当部課など

秘書広報課(寄付の経緯等について)
電話:0869-24-7095

財政課(財政調整基金について)
電話:0869-22-3905