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令和4年4月18日受付
瀬戸内市に移り住んだ若者です。
住み始めてから自治会への加入、さらには行政・土木・環境衛生などの委員が数年ごと強制的に回ってきています。自治会は、地域住民が、豊かで住みよいまちづくりを目指して、地域における様々な問題解決に取り組むとともに、住民の連帯意識の向上に努めている任意の団体です。あくまでも任意の団体なので、加入を強制することはできないはずです。私が住む地域では、高齢化が進み、自治会の仕事は、私を含む働き盛りの世代に任される頻度が増えています。働き盛りの世代はただでさえ、仕事・子育てが大変な時期です。特に、行政・土木・環境衛生などの委員は市と市民のパイプ役としていますが、もっと行政が介入するべきで、自治会に丸投げは間違っていないのでしょうか?
自治会の悩みで、もう瀬戸内市から出たいと訴える人が増えています。私も友達に瀬戸内市への移住を進める事をやめました。
自治会の問題をこのまま放置する事は、瀬戸内市にとって良いことではないと考えます。
そこで、市長に質問です。
(1)自治会に対して、行政がもっと介入する事はできませんか?
(2)委員などのいろんな役、減らせませんか?
(3)自治会への加入を拒否した場合、何が困りますか?
・一つゴミの回収が問題になってくると思います。
→その際、ゴミの回収はどのようにすればよいですか?
よろしくお願いします。
「市長への手紙」へご意見をいただき、ありがとうございます。
いただいた3点のご質問に以下のとおり回答いたします。
(1)ご意見のとおり、自治会はあくまで任意の団体ですので、行政の立場としてその運営に介入をしていくことは難しいという現状があります。
なお、自治会に関してお困りごと等ありましたら、可能な限り個別でのご相談は受けさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
(2)行政委員等については、市と市民の皆様とが緊密に連携し、住民福祉の増進を図るために各自治会に置いていただいているものとなります。地域の皆様のご協力なくして、適正な行政執行ができないことをご理解いただけたらと思います。
しかし、市民の皆様の負担を少しでも軽減できる方法は、今後も絶えず模索していく必要があると感じておりますので、今回いただいたご意見を貴重な機会ととらえ、検討させていただきたいと思います。
(3)自治会への加入を拒否された場合、ごみの回収や、回覧による行政からのお知らせ、個人宅への紙面での広報紙のお届けができない等があげられます。
ただし、広報紙については各支所に直接取りに行っていただくほか、ホームページ上での閲覧も可能です。その他については各自治会で様々なルール等がありますので、現在ご加入の自治会にご相談ください。
また、自治会へ加入されない場合のごみの回収については次の対応などがあげられます。
ステーションは自治会の所有、管理であるため、自治会の了承を得てごみステーションをご利用いただく又は、本市のごみ処理施設である「クリーンセンターかもめ」へ、ご自身でごみを持ち込み処分する(処分料等が必要)方法などがあります。
その他の詳細等につきましては、担当課へ直接お問い合わせください。
瀬戸内市長 武久顕也
・総務課(自治会に関すること)
電話:0869-22-1112
・生活環境課(ごみの捨て方に関すること)
電話:0869-22-1899