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瀬戸内市のDX施策について

更新日:2022年6月30日更新 印刷ページ表示

 令和4年6月20日受付

寄せられた内容(要旨)

(1)令和3年度の9月補正予算にて、31,000(千円)の予算額を取っているが、使い道は。
(2)瀬戸内市DX戦略方針に基づき、デジタル化による業務の効率化やペーパーレス化などを推進とあるが、HP等を確認したところ方針が掲載されておらず、市民に示されていないのはなぜか。
(3)デジタル化による業務の効率化は、テレワークの推進にもなりうると考えるが、月ごとのテレワークの実績数(職員に対する実績の割合)はどれくらいか。
また、DX戦略方針には、どういったことをKPIとして明記しているか。また、どれくらい
の達成度合いなのか。
(4)DXの施策として、神戸市は税関連のAI電話自動応対サービスを実証実験をしているが、瀬戸内市は市民が『いつでも、どこでも、早く、簡単に』行政サービスを利用できるように何か施策は考えているのか。
(5)新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、都市機能をDX化する「スマートシティ」構想が各自治体動いているが、瀬戸内市はどう考えているか。

回答

 このたびは、「市長への手紙」へ貴重なご意見をお寄せいただきありがとうございます。
 いただいた5つのご質問に以下の通り回答させていただきます。

(1)総合情報システム導入委託料となります。DXの取組により、電子決裁システムの導入及びシステムに連携するグループウェア・文書管理システム等を一体的に整備するための予算です。

(2)ホームページの整備・更新が遅れておりましたが、今後は適宜整備していきます。また、DX戦略室の活動内容の発信方法について、現在検討段階となります。

(3)まず、テレワークの実績について、令和3年度は試行段階としており、2月に延べ40名95日の実績がございました。この試行期間の課題や状況を踏まえた運用ルールや業務の見直しを行い、令和4年度ではテレワークやリモートワークを職員1人当たり週1回は実施可能な状態となることを目標としております。

(4)市では、デジタル化による業務の効率化を進めるため、令和3年度において、庁内業務のデジタル化の検証を行ってまいりました。その中で、既に令和3年度の途中から稼働している業務もあり、今後、さらに拡大していく予定です。
 現在、決定しているものとしては、令和4年度末までには、子育て/福祉に関する特定業務のオンライン申請が稼働予定です。また、市主催のセミナーやコロナワクチン接種券再発行申請のオンライン化も構築中です。このほか、支所に来られた市民の方が、Web会議システムを利用して、本庁にリモート相談できる仕組みも検証予定としています。

(5)デジタル化の推進に関しては、国からデジタル田園都市国家構想が示され、高齢化や過疎化など地方が直面する社会課題に対して、デジタル技術を活用した地方創生に資する取組を推進するところであり、市においても、その方針を受けて、来年以降、地方版総合戦略の改訂を行う予定です。その中で、都市の機能やサービスを効率化・高度化し各種の課題解決を図る「スマートシティ」関連施策の推進についても検討していく予定としています。スマートシティの実現に向けては、解決しなければならない課題も多くありますが、市民生活の利便性・快適性の向上に向けて分野横断的に検討していきたいと考えております。

                                    瀬戸内市長 武久顕也​

担当部課など

・DX戦略室(DX施策に関すること)
 電話:0869-24-7567

・企画振興課(スマートシティ構想に関すること)
 電話:0869-22-1031