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令和4年7月4日受付
ラッシュ時の道路渋滞解消対策として、パイパス道路新設、交差点改良などの検討、実施をして頂いているようですが、いずれも時間のかかることであるかと思われます。
とりあえずの対策として、右折レーンがないことにより渋滞が発生している路線については、車間距離100mキャンペーンを行ってみてはいかがでしょうか。直進車両が100mの車間距離を保って進行していれば、その合間に右折車両1台が右折することが可能です。
交差点赤信号で停止している直進車両は、青信号になっても前方車両との車間距離が100mになるまで発進しなければ、その間に右折車両は右折が可能です。
現在、一部ドライバーはヘッドライトのパッシングとの組み合わせで自主的に行っていますが、行政の呼びかけがあれば多くのドライバーが賛同するのではないでしょうか。
パッシングの意味取り違えなどによる事故発生時の法律面での対応などに問題がないのであれば、バイパス道路新設、交差点改良が完了するまでの有効な対策になるのではと考えています。
このたびは、「市長への手紙」にご意見をお寄せいただき、ありがとうございます。
渋滞緩和の対策として、道路を管理する自治体(市)としては、交差点改良等の道路整備事業で渋滞の解消を図ることを検討していくこととなりますが、その他の検討としては、道路に規制を設ける方法(一方通行や右折禁止等)もあり、こちらは警察行政が窓口となります。
その他の対策として、交通安全運動等に代表される運転者の交通マナーに訴えかける方法があり、ご提案いただいた「車間距離100mキャンペーン」の様な運動が含まれると思います。
これについては、“交差点の赤信号で停止している直進車両は、青信号になっても前方車両との車間距離が100mになるまで発進しない”となると、交通量が多い場合などには、渋滞の発生が懸念されますが、一方で車間距離を十分確保することや、運転者が譲り合うことも交通安全上有効でありますので、瀬戸内市交通安全対策協議会などに働きかけを致したいと思います。
今後もソフト対策での取り組みについても道路管理者や警察等の関係者との連携を強化しながら、少しでも道路渋滞を緩和できるよう取り組んでまいります。
瀬戸内市長 武久顕也
・建設課
電話:0869-22-2099