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令和4年8月3日受付
瀬戸内市ではハクビシンによるブドウや桃の作物被害が年々拡大しているのにも関わらず、瀬戸内市有害鳥獣捕獲等事業補助金交付要綱ではハクビシンやアライグマは対象とされていない。瀬戸内市有害鳥獣捕獲等事業補助金交付要綱にハクビシンやアライグマなどを加えるとともに、箱わなの貸し出しなど有効な対策を講じることが必要ではなかろうか。
このたびは「市長への手紙」にご意見をいただきまして、ありがとうございます。
ハクビシン、アライグマは鳥獣保護法の狩猟鳥獣に定められており、農作物等に被害が発生した際には、駆除による捕獲を実施することが可能となっております。
しかしながら、鳥獣被害防止対策につきましては、捕獲のみでは被害が防ぎきれないことから、防護柵の設置等による自己防衛や人里や農地周辺の環境整備を基本とし、必要に応じて駆除捕獲を行う「総合的な対策」による被害防止対策の実施を推進しております。
ハクビシン、アライグマなどの中型野生動物の被害対策についても、被害状況・現場調査を実施し、瀬戸内市鳥獣被害対策実施隊(有害鳥獣駆除班)と連携しながら、総合的かつ効果的な被害対策を講じているところです。農作物への被害があった場合には、現場に応じた対策を検討しますので、有害鳥獣対策室までご連絡いただきますようお願いいたします。
また、当市では専門家による獣害対策セミナーの開催など、総合的な被害対策の普及啓発を行っております。日程等につきましては、後日、瀬戸内市ホームページや広報誌などでご案内いたしますので、ぜひご参加ください。
瀬戸内市長 武久顕也
・産業振興課(有害鳥獣対策室)
電話:0869-24-7221