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令和5年8月8日受付
岡山市では、3歳児健診に、弱視の原因になる屈折異常を早期に発見するためのスポットビジョンスクリーナーを導入しているようだが、こういった情報を知らない保護者も多いと思われる。瀬戸内市でも3歳児健診や1歳6か月児健診に導入してほしい。
このたびは、「市長への手紙」に貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。
瀬戸内市では岡山市と同様に、3歳児健康診査において、予め家庭でのアンケートと視力検査を実施の後、会場でスポットビジョンスクリーナーによる視覚検査を実施し、視力異常の早期発見に努めています。
眼の異常は早期治療が重要であることについては、こどもの弱視を早期に発見し早期治療につなげるため、3歳児の保護者だけでなく、より多くの人にこどもの視覚の発達や、弱視に関する知識や認識を啓発していく必要があると考えています。
また、1歳6か月児健康診査でスポットビジョンスクリーナーによる視覚検査導入は、生後6か月以降の乳幼児から使用できますが、現時点で3歳未満でのスポットビジョンスクリーナーの精度は確立しておらず、1歳6か月児の集団健康診査での使用は推奨されていないため、実施していません。
何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
瀬戸内市長 武久顕也
こども・健康部 健康づくり推進課
電話:0869-24-8061