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令和5年8月31日受付
博物館東側を南北に走り行幸小学校に至る市道のことですが、行幸小学校へ通う児童・生徒の通学路であるにもかかわらず、通行車両の速度がかなり速く、いつ重大事故が起こるかわからない極めて危険な状況にあります。
幅員が狭く、路側帯も狭いため、長船、宮前、舟山、幸町に居住する児童・生徒は小さくなって通学しています。通学児童を見守るご父兄の心配はかなり大きいものです。当該市道に接続する県道福里八日市線については歩道等が整備済みですが、県道から船山までの市道には歩道がありません。
そこで、地域の子供たちが安全に通学できるように、県道福里八日市線に接続するまでの市道について、歩道の完全設置を要望いたします。
地域の耕作地を所有する方々も、子供たちを守るためなら土地を県道に譲ってもよいと前向きに話をされています。
ご検討をよろしくお願いいたします。
このたびは、『市長への手紙』にご意見をお寄せいただき、ありがとうございます。
当該箇所につきましては、学校から要望を受けて警察や道路管理者が合同で通学路を点検している箇所であり、市としてもご要望・現状は認識している箇所でございます。
歩道の完全設置についてですが、市道に沿って住宅や建物が建ち用水路もあるため、用地買収や建物移転等が必要となり歩道整備まで至っていないのが現状です。
今回ご要望いただいている箇所につきましては、取り急ぎ『グリーンベルト(緑色の舗装)』を設置し、児童の安全確保に努めているとともに、通行車両の速度抑制についても警察と連携を図っており、地域の皆様のご協力も必要です。
なお、引き続き、通学路の安全対策について検討していきます。
ご理解の程よろしくお願いします。
※グリーンベルトとは、歩道が整備されていない道路の路側帯を緑色に着色して、車のドライバーに路側帯であることを視覚的に認識させ、通行帯を明確にすることで、歩行者との接触事故を防ぐことを目的としています。
瀬戸内市長 武久顕也
産業建設部 建設課
電話:0869-22-2099