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保育園無償化

更新日:2023年12月22日更新 印刷ページ表示

令和5年11月27日受付

寄せられた内容(要旨)

 保育園を無償化にしてほしいです。
 現在奥さんと共働きで子育てをしていますが、保育料が高く、パートで働いている奥さんの働く意味が無くなってきています。
 隣の備前市は無償なので、検討をお願いします。

回答

 このたびは、市長への手紙にご意見をいただき、ありがとうございます。
 平素より保育行政へのご理解、ご協力を賜りまして、心より感謝申し上げます。
 保育所の利用に係る保育料につきましては、3歳クラス以上の園児は無償化となっています。そして、2歳クラス以下の園児の保育料につきましては、ご両親の所得に応じて段階的に算出する仕組みとしており、市民税非課税世帯は無料となっています。また、お子様の人数等により減額となる場合もあり、負担能力を反映した算出方法としています。
 2歳クラス以下の園児の保育料無償化につきましては、ご意見いただきましたとおり、子育て世帯の負担感の軽減に有効な子育て支援施策であると考えています。ただ、一方で、無償化に取り組んでいる市町では、保育園に預けたい方が爆発的に増加し、多くの待機児童を生んでしまった事例もあります。本市においても、無償化により保育ニーズが大幅に増加した場合、受け皿となる保育施設が十分ではなく、多くの方が待機となってしまうことが想定されます。そのため、保育料無償化の実施には保育施設の整備をあわせて行う必要があり、現状では実施できない状況です。
 また、子育てに関しては、保護者の皆様において様々な考え方があり、家庭保育を希望される方も一定数おられます。
 そのため、本市では、満2歳までのすべての子の子育てを財政的に支援するため、すくすくチャイルドサポート事業を展開し、育児用品の購入補助を行っています。
 今回ご指摘いただきましたとおり、育児中の生活は金銭的に厳しい方もおられることは理解しています。今後も、瀬戸内市総合計画に掲げる「安心して笑顔で子育てできるまち」や「働きながらでも安心して子育てできるまち」の実現に向けて、子育て世帯の負担感の軽減に取り組んでいきますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

瀬戸内市長 武久顕也

担当部課など

こども・健康部 こども家庭課

電話:0869-24-8004