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市ゆかりの芸術家(洋画)

更新日:2021年4月2日更新 印刷ページ表示

洋画

​佐竹 徳

1897(明治30)年、大阪市生まれ。
1914(大正3)年に関西美術院に入り、鹿子木孟郎に師事する。
1916(大正5)年に上京して藤島武二が指導する川端絵画研究所で学び、翌年文展に初入選する。
1920(大正9)年​には帝展でただ一人2点入選を果たし、翌年は特選を受ける。
1923(大正12)年に関東大震災に遭遇し、キリスト教の洗礼を受ける。
1929(昭和4)年には帝展で特選を受賞し、無鑑査となる。
1940(昭和15)年に奥入瀬を訪れ、以後約20年間活動拠点とし、「渓流の画家」と評される。
1946(昭和21)年日展で特選を受賞。同展審査員となり、以後9回審査員を務める。
1959(昭和34)年にはじめて瀬戸内市牛窓町を訪れ、大きく影響を受けたセザンヌが描いた地中海の風土と似通った、赤い土、光に溢れる瀬戸内の景観、オリーブの緑に魅せられ、活動の拠点を牛窓に移す。
以後、牛窓オリーブ園からの景色を中心に描き、日本芸術院賞を贈られるなど「オリーブの画家」として名を馳せる。

佐竹徳画伯

備前長船刀剣博物館

オリーブ会