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電子マネーなどのプリペイドカード番号を教えてしまった
更新日:2020年12月16日更新
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相談内容
スマートフォンに「有料サイトの料金が未納になっている」というメールが届いた。利用した覚えはないが不安になり、メールに記載されていた連絡先に電話した。すると業者から「未納の料金を払わないと裁判にする」と言われた。業者に言われるまま、コンビニエンスストアでサーバ型プリペイドカードを10万円分購入し、電話でプリペイドカードの番号を伝えてしまった。
アドバイス
- 架空請求やワンクリック詐欺などで、サーバ型プリペイドカードでの支払いを求められたという相談が寄せられています。
- また、SNSなどで知人のふりをして、自分の代わりにサーバ型プリペイドカードを購入して番号を教えるよう要求するというトラブルも発生しています。
どうすればいいの?
- プリペイドカードを購入し、業者などにそのカード番号を伝えると、プリペイドカード自体を業者などに譲ったことになります。プリペイドカードは匿名性が高いため、お金を取り戻すのはとても困難です。プリペイドカードの番号は他人には決して教えないようにしましょう。
- トラブルに気づいたら、すぐにプリペイドカード発行会社に連絡してください。その際はプリペイドカードを購入した際の領収書(レシート)などを用意してください。
業者などはプリペイドカード番号を手に入れるとすぐに使ってしまう場合が多いですが、使う前であればプリペイドカードの使用を止めることができます。その後返金可能かどうかなどをプリペイドカード発行会社に確認してください。 - 困ったときやトラブルにあったときは、相談窓口へ。
関連資料ダウンロード
不審な請求 プリペイドカードの番号は教えないで(子どもサポート情報第102号)(PDF:180.9KB)
独立行政法人国民生活センターでは、全国的に多い相談事例について「見守り新鮮情報」「子どもサポート情報」としてリーフレットで紹介しています。
詳しくは下の独立行政法人国民生活センターホームページをご覧ください。
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