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子猫・子犬のための「岡山県一時預かりボランティア」を募集しています
「一時預かりボランティア」を必要としています。
岡山県動物愛護センターには毎年約300頭の犬と約200頭の猫が収容されています。そのうち、犬では授乳が必要な離乳前の子犬は10%未満と少ないのですが、猫では85%以上が子猫で、そのうち半数を離乳前の子猫が占めています。収容された子猫のほとんどは、センターに登録していただいている譲渡ボランティア(*1)により、授乳や排せつケア、医療的なケアをしていただきながら、新しい飼い主をさがしていただいています。しかし、離乳前の子猫を扱うボランティアの人数は少なく、一人ひとりへの負担が大きくなっています。もし、ボランティアが活動できなくなった場合、離乳前の子猫は飼育できず、殺処分数の急激な増加につながることになります。
それを防ぐために、離乳前の子猫を一時的に自宅等で飼育していただき、約2か月令になったら、センターに返していただく「岡山県一時預かりボランティア」登録制度を令和2年4月に創設しました。離乳後の子猫は、センターの譲渡会に参加させ、新しい飼い主をさがすことができますし、また、離乳後の子猫を扱う譲渡ボランティアにお願いし、新しい飼い主をさがしていただけます。離乳していれば譲渡しやすくなります。
「岡山県一時預かりボランティア」は、他の自治体では、「ミルクボランティア」という名称で呼ばれることもあります。
*1 譲渡ボランティア
岡山県動物愛護センターで収容された動物を譲り受け、ご自宅等でお世話や医療的ケアをしながら新しい飼い主を探していただく活動をするボランティア。登録制ですので、岡山県動物愛護センターへお問い合わせください。
一時預かりボランティアとは?
岡山県一時預かりボランティアには3種類あります。
「子猫のミルクオンリーボランティア」
子猫は生まれて3週間程度で歯が生え始めます。生後3週令位まで授乳に特化したボランティアです。
「子猫の離乳食ボランティア」
歯が生え始める生後3週令~8週令の子猫を対象とし、離乳食の給餌から離乳完了までをしていただくボランティアです。
「子犬の一時預かりボランティア」
授乳から離乳完了(ドライフードを自分で食べられる)までを行っていただきます。
すべての一時預かりボランティアには、「社会化」をお願いしています。
※「社会化」とは、いろいろな音やもの、いろいろな人にふれあわせて、人間と生活できるようにすることです。動物が疲れない程度にふれあってください。
一時預かりボランティア「登録」の流れ
- 応募要件を確認し、岡山県動物愛護センター(愛護課)にお問い合わせください。応募要件や書類はホームページ(下記から)で確認できます。
- オリエンテーションを受講してください。
- 面談。
- 現地調査を受けていただきます。また、子猫の飼育場所となる自宅等を訪問させていただきます。
- 問題なければ、登録完了です。
岡山県動物愛護センターのホームページ(岡山県一時預かりボランティア応募要件・応募種類は、こちらから)<外部リンク>
一時預かりボランティア「活動」の流れ
センターに収容された授乳が必要な離乳前の子猫(子犬)を、一時的に自宅等で飼育していただき、生後約2か月令になったら、センターに返していただくというボランティア活動です。
センターでは、ミルクやフードの現物支給、平日の医療対応をします。また、キャリーケース、体重計の貸与品も用意しています。
一時預かりボランティアさんにしていただきたいこと
- 最低1日5~6回の授乳
- 離乳食の給餌
- 排せつ補助
- 日々の健康管理
- 健康記録簿の記入
- 社会化
- センターからの動物の送迎
お問い合わせ先
岡山県動物愛護センター 愛護課 〒709-2105 岡山市北区御津伊田2750
電話番号 086-724-9512
(公財)岡山県動物愛護財団のホームページ<外部リンク>
岡山県動物愛護センターのホームページ<外部リンク>
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