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微小粒子状物質(PM2.5)について
更新日:2020年12月16日更新
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PM2.5とは
大気中に漂う粒径2.5μm(マイクロメートル)以下の小さな粒子です。粒径が非常に小さいため(髪の毛の太さの1/30程度)、肺の奥や血管中にまで入りやすく、健康への影響が懸念されています。
※1マイクロメートルは1ミリの1000分の1
PM2.5の環境基準について
環境基本法第16条第1項に基づく「人の健康を保護する上で維持することが望ましい基準」として、次のとおり環境基準が定められています。(平成21年9月9日)
1年平均値が15μg/立法メートル以下であり、かつ、1日平均値が35μg/立法メートル以下であること。
また、注意喚起のための暫定的な指針として、1日平均値70μg/立法メートルが設定されました。
濃度が高くなったら
岡山県はPM2.5の数値が国の判断基準である1日平均値が70μg/立法メートル(暫定指針)を超える場合、県ホームページや報道等を通じて注意喚起を行うことになっています。
注意喚起が行われたら
- 不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動はできるだけ減らすようにしてください。
- 屋内において換気や窓の開閉は必要最小限としてください。
- 呼吸器系や循環器系疾患のある人、子ども、高齢者は、体調に応じて、より慎重に行動してください。
- マスクの着用については、医療用や産業用の高性能な防じんマスクは、微粒子の捕集効率の高いフィルターを使っているため、微粒子の吸入を減らす効果があり、顔の大きさに合ったものを、顔に密着するように着用することで十分な効果が期待できます。
環境省「微小粒子状物質(PM2.5)に関するよくある質問(Q&A)」(PDF:176KB)
大気環境の状況
瀬戸内市には微小粒子状物質(PM2.5)の測定局はありませんが、近隣市の情報等は県ホームページ「岡山県の大気環境の状況」をご覧ください。
岡山県の大気環境の状況<外部リンク>
また、全国の情報は環境省「大気汚染物質広域監視システム『そらまめ君』」をご覧ください。
そらまめ君<外部リンク>