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応急手当講習会を開催しました

更新日:2025年9月11日更新 印刷ページ表示

AED

 瀬戸内市消防本部では、毎年9月9日の「救急の日」を前に、市民の皆さんに救急活動の重要性や応急手当の必要性と正しい知識・技術を広く知っていただくため講習会を行っています。
 今年は9月7日(日)、瀬戸内市中央公民館で「応急手当講習会」を開催しました。
 救急車が救急現場に到着するまでの時間は全国平均で約9分です。救急車が到着するまでの間に、市民の皆さんが応急手当を行うことで、傷病者の体調が改善されたり、予後の状態が良好になるなど大きく影響します。
 今回の講習会には大人から子どもまで幅広い世代の方々22名が参加され、指導は瀬戸内市消防本部の救急救命士2名が担当しました。講習では、心臓マッサージ(胸骨圧迫)の実技、AED(自動体外式除細動器)の使用方法、そして日常で発生しやすい病気やケガへの基本的な対処方法を修得する内容でした。
 参加者の皆さんには、人形を使用した実技練習で、具体的な応急手当の技術を身につけていただきましたが、特に印象的だったのは、意欲的な姿勢です。小学生が真剣な表情で心臓マッサージの練習に取り組む姿も見られ、若い世代の積極的な取り組みには、将来への大きな期待を感じました。救急現場での市民の協力は地域住民の命を守る重要な鍵であり、未来を担う子どもたちがその意識を持つことは、大変頼もしいものです。

心臓マッサージ
 講習を終えた参加者からは、「これまで応急手当には自信がありませんでしたが、実際に体験してみて『やってみよう』と思えました」「AEDの使い方が想像していたより簡単で安心しました」といった声が聞かれました。
 講習会全体

 瀬戸内市消防本部では、今後も市民の皆さんへ向けて、応急手当の普及活動を継続し、救命への取り組みを積極的に行っていきます。講習会を通じて得た知識や技術が、いつか誰かの命を救うために役立つことを願っています。