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地震による電気火災対策には感震ブレーカーが効果的
更新日:2020年12月16日更新
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大規模地震時の火災原因は時代とともに変化しており、近年は灯油・ガス器具から電気に起因するものとなり、出火原因の過半を超えています。
地震時における電気火災を防ぐには、避難の際に電気器具のスイッチやブレーカーを遮断することが大切ですが、大地震発生時にとっさに行動がとれるとは限りません。
感震ブレーカーとは、地震時に一定の揺れ(震度5強)を感知した場合に自動的にブレーカーを落として電気を止める機器で、「分電盤タイプ」「コンセントタイプ」「簡易タイプ」の3種類があります。(添付の「感震ブレーカーの種類」を参照して下さい)
大規模地震時には、同時多発火災の発生や住宅密集地においては大規模な延焼火災に繋がる可能性もありますので、地域全体で設置すればより効果的です。感震ブレーカーを設置して、電気火災から「家」・「地域」を守りましょう。
注:震度5強
棚にある食器類や書棚の本等落ちるものが多くなる。テレビが台から落ちることがある。固定していない家具が倒れることがある。