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美和小学校で避難所運営をやってみよう! 第4回「美和地区防災訓練」を実施しました

更新日:2024年1月10日更新 印刷ページ表示

段ボールベッドの上でピース! 炊き出し訓練

住民・学校・行政が連携して防災訓練を実施

今年度、瀬戸内市では、美和地区まちづくり協議会・美和小学校と連携し、「住民自治による避難所運営モデル事業(美和小学校で避難所運営をやってみよう!)」を実施しました。

本モデル事業では、美和地区住民を対象として、「避難所運営」をテーマとした研修・訓練を全4回にわたって実施しました。

 

令和5年12月9日(土曜日)には、第4回の取り組みとして、美和小学校で「美和地区防災訓練」を実施しました。

本訓練では、南海トラフ巨大地震を想定した避難訓練、避難所運営訓練、炊き出し訓練を実施し、約100名が参加しました。

防災訓練チラシ

美和地区防災訓練チラシ [PDFファイル/458KB]

 

避難所運営に地域住民が参画する

各家庭から美和小学校までの避難訓練を行なった後、体育館で避難所運営訓練を行ないました。

講師を務めた日野ボランティア・ネットワーク 副代表 森本 智喜さんは、「大規模災害後の避難所では、住民どうしの意見が分かれ、大変混乱した状況になる。円滑に避難所の運営を行うためには、日ごろからどのような地域にしたいのか考え、互いに声をかけあったりゆずりあったりする気持ちを育むことが大切だ」と語りました。

避難所運営訓練 避難所運営訓練 参加者の様子

 

過去の大規模災害の教訓や避難所で発生する様々な課題、避難所運営を行う際のポイントなどについて話を聞いた後、段ボールベッドの組立て体験を行ないました。

市の職員に組立て方を教わった消防団員が、子どもたちと一緒に段ボールベッドを組み立てました。

災害時には、大人も子どもも、それぞれの立場でできることを考え、お互いに協力し合って避難所運営を行っていくことが大切です。

市の職員に教わる様子 段ボールベッドを組み立てる子どもたち

大人と協力して作成 段ボールベッドの上でくつろぐ子供たち

 

体育館内には、美和小学校の5・6年生が総合的な学習の時間に「防災」をテーマに調べ学習を行った成果を展示しました。

地域の取り組みにあわせて、子どもたちも様々な視点から防災について考えました。

調べ学習の成果 調べ学習の成果2

 

防災食をみんなで食べてみる

炊き出し訓練では、アルファ米、非常食カレー、じゃがりこポテトサラダなどを自分たちで調理して食べました。

平常時から、非常食を食べてみたり、住民どうしで協力して食事を作る経験をしておくことが大切です。

炊き出し訓練1 カレー おいしい!

 

5・6年生が考えたメニュー「チョコクランチ」「さばコーン」もつくってみました。

チョコクランチをつくる子供たち さばコーン

 

社会人女子硬式野球チーム「瀬戸内ブルーシャインズ」や、株式会社 大町の「だがしおじさん」も駆けつけ、大にぎわいでした。

ブルーシャインズ だがしおじさん

 

大規模災害に備えて

今回のモデル事業では、自治会、美和地区まちづくり協議会、美和小学校、PTA、瀬戸内市消防団美和分団、美和地区社会福祉協議会、民生委員児童委員、福祉委員など、様々な関係者に参加を呼びかけ、一緒に取り組みを行ってきました。

大規模災害が発生し、市内の広域にわたって被害が拡大した場合、特に学校や公共施設などには多くの住民が避難し、混乱の中で長期間の避難生活を送ることが予想されます。

こうした状況において、共助による防災・減災活動を展開するためには、平常時のうちから顔の見える関係づくりに取り組むとともに、避難所運営に地域住民が主体的に参画できるような体制をつくっておくことが大切です。

市では今後、モデル事業の成果を踏まえ、学区等における自主防災組織の結成及び避難所運営体制の整備に取り組んでいきたいと考えています。

集合写真

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