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せとうち防災リーダー フォローアップ研修を実施しました
自主防災会の活動事例などを学びました
令和6年12月18日(水曜日)、中央公民館にて「せとうち防災リーダー フォローアップ研修」を実施しました。
せとうち防災リーダー等、22名が参加し、自主防災会の活動事例や災害用トイレの使用方法について学びました。
事例報告1:牛窓・中浦区自主防災会
牛窓・中浦区自主防災会の小金井さんから、中浦地区での取り組みについて報告していただきました。
中浦地区では、定期的に避難訓練を実施したり、地区内の民間施設等を届出避難所として登録し、防災資機材等を整備しています。
台風等の災害時には、地区内の要配慮者に対して電話で注意を呼び掛けたり、リーダーが届出避難所に待機したりするなどの対応を行っているとのことです。
また、小金井さんは民生委員も担当されており、「防災に取り組むうえで、民生委員として地域の様々な関係者と繋がれたのが良かった」とおっしゃっていました。
事例報告1:牛窓・中浦区自主防災会_報告資料 [PDFファイル/4.6MB]
事例報告2:大土井自治会自主防災会
大土井自治会自主防災会の松川さんから、大土井地区での取り組みについて報告していただきました。
大土井地区は令和6年度に自主防災会を結成し、市の補助金を活用して地区独自の防災マップを作成しています。
また、毎月「ぼうさいカフェ」を開催して情報交換をしたり、定期的に「防災だより」を発行して住民の防災意識の向上に努めています。
松川さんは、「防災会がみんなが集うきっかけになってほしい。『みんなの防災会』になってほしい」とおっしゃっていました。
事例報告2:大土井自治会自主防災会_報告資料 [PDFファイル/2.47MB]
災害用トイレの使用方法について
研修後半は災害用トイレの使用方法について学びました。
まず、下水道課からマンホールトイレの使用方法について説明がありました。
説明後、実際に防災リーダーが中心となってマンホールトイレを設置しました。
次に、牛窓・中浦区自主防災会の防災訓練で実施した携帯トイレの使用方法について、小金井さんから紹介していただきました。
ポータブルトイレを組み立てて、処理袋や凝固剤の使用方法を体験しました。
参加者の声(アンケートより)
・中浦地区も大土井地区も、できることから実践されている点が良いと思った。
・継続は力なり!自分の地区でも、他人ごとにせずできる取り組みを考えてみたいと思った。
・中浦地区の「避難所利用者登録票」の取り組みが素晴らしいと思った。(中浦地区では、届出避難所を利用する住民の情報をあらかじめ把握するため、訓練参加者に「避難所利用者登録票」を記入してもらう取り組みを実施しています)
・大土井地区の「ぼうさいカフェ」の取り組みは地域に溶け込みやすく、コミュニケーションづくりにも役立つと感じた。
・災害用トイレに実際に触れることができて良かった。
・マンホールトイレは1度組み立てを体験していないと難しいと思うので良い経験になった。