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令和7年度せとうち防災リーダー養成講座を実施しました
自主防災組織や防災リーダーについて学びました
令和7年6月14日(土曜日)、牛窓町公民館にて「せとうち防災リーダー養成講座」を実施しました。
山口大学大学院 創成科学研究科で教鞭をとられ、瀬戸内市の市政戦略アドバイザーでもある瀧本 浩一 氏と減災研究会 岩本 憲治 氏を講師としてお呼びし、市内外より参加していただいた41名と自主防災組織の活動とせとうち防災リーダーの役割について学びました。
午前の部【地域防災・減災活動と自主防災組織の役割について考える】
午前の部では自主防災組織の役割や、防災リーダーが地域で活動をしていくための知識などを活動例を交えながら学びました。防災グッズや耐震対策を地域で普及していくための工夫や、平時から地域で取り組むことができる備えなどを、地域で活躍する防災リーダーとなるために参加者の皆さんは熱心に聞き入られていました。
午後の部【防災まちあるき・防災マップづくり】
午後の部からはそれぞれの班に分かれて会場周辺のまち歩きを行い、まち歩きで得た情報を活かしてマップ作りを行いました。悪天候の中のまち歩きとなりましたが、実際の災害の時にどこが危険な場所になるかを確認し合い、マップに落とし込んでいました。今回は地震、津波を想定したマップ作りだったこともあり参加者の方々は南海トラフが起きた際を想定しながら取り組まれていました。その他にも講師の方から付与される情報を班員で相談しマップに書き込むことで班ごとに特徴のあるマップが完成していました。
修了式
午前・午後の部両方を受講いただいた方にはせとうち防災リーダーのベストと修了証を授与させていただきました。防災リーダーになられた皆さんはぜひこのベストを着用して地域で活躍してください!
また、修了式では受講者を代表して邑久高校からご参加の高校生のお二人に修了証を授与させていただきました。
参加者の声(アンケートより)
・地域の人たちとの日頃からのコミュニケーションが重要なのだと再認識できた。
・「防災」と一言で表せないほど奥深く複雑なものなのだとわかった。
・災害が来たら決着がつくのでその前にしっかり準備しておくことが大切だと思った。
・自分の地区で実際にまち歩きをし、マップを作りたいと思いました。
・防災グッズを地区の出し物の景品にするなど、地区行事に防災を組み込んでいきたい。
・自分の中で机上の防災だったものを現場の防災にしたいと思った。