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台風・集中豪雨の対策
更新日:2020年3月1日更新
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台風・集中豪雨の対策
台風や豪雨は、突然発生する地震と違って、事前に時期や規模を予測することができます。普段から気象情報に十分注意するとともに、以下のような対策を講じておきましょう。
避難時の心得
事前の備え
1.避難場所・避難経路の確認
- 安全に避難するために、ハザードマップを活用して、浸水する深さや土砂災害の危険性を確認した上で、避難場所や避難経路を確認しておきましょう。
- 家族が離れているときの安全確保の方法を決めておきましょう。
- 万が一、避難が遅れて、周囲が浸水するなど危険が迫った場合には、あらかじめ決めた避難場所に避難するよりも、自宅の二階以上や付近の高い建物に避難する方が安全な時もあります。周辺の状況を確認して被害が発生する前に安全に避難しましょう。
2.非常時の持ち出し品
- 非常用食料や衣類、貴重品などを準備しておきましょう。
- 懐中電灯やラジオの準備もしておきましょう。
- 避難する時の荷物は必要最低限にしましょう。
避難するとき
1.情報の確認
- 雨や台風などの状況を、テレビ・ラジオ・インターネットなどで確認し、最新の気象情報や避難指示等に関する情報を入手しましょう。
2.避難の呼びかけに注意して行動
- 市役所や消防などの防災関係機関のほか、地域の自治会や自主防災組織からの避難呼びかけに注意し、呼びかけがあったときは、早くに避難しましょう。
- 市役所や消防・警察などの指示に従いましょう。
- 身の危険を感じたら、呼びかけを待つことなく、自主的に避難しましょう。
3.動きやすい服装で集団避難
- 避難するときは、動きやすい格好で、二人以上での行動を心がけましょう。
4.避難時の歩き方
- 避難中はできるだけ浸水していない場所を歩きましょう。避難途中で危険を感じたら、自宅の二階以上や近所の高い建物に避難しましょう。
- 浸水している場合には下水道のマンホールや水路等への転落のおそれがあり危険ですので注意しましょう。
5.隣近所への呼びかけ
- お年寄りや子供、病気の人は早めの避難が必要です。近所のお年寄りや子供、病気の人などの避難に協力しましょう。
6.車での避難は危険
- 自動車が水に浸かると動かなくなったり、水圧で扉が開かなくなったりして大変で危険です。自動車での避難は特別の場合を除きやめましょう。
7.橋や川、がけの近くは危険
- 川が増水している場合には、川の流れが速く、橋が壊れたり流されたりして非常に危険ですので、近寄らないようにしましょう。がけの近くでは、土砂災害のおそれがあるので、がけから離れましょう。
8.川や用水路を見に行かない
- 大雨の時に、川や用水路の様子を見に行ったことで流されて被害に遭う事例が多くあります。大雨時には絶対に川や用水路を見に行かないようにしましょう。
台風・集中豪雨時に注意する場所
山間部
- 山間部では、集中豪雨による土石流やがけ崩れの危険性が高いので、早めに避難する準備をしましょう。
造成地
- 地盤がゆるみ崩れる危険があります。水抜き穴から濁り水が出始めたら注意が必要です。
河川敷
- 洪水が起こりやすいのは、川が急カーブしているところのほか、2つの川が合流するところ、昔、河川敷だったところなどです。台風や豪雨のときは、増水のため水圧が高まり、堤防が破れて、一気に水があふれ出ることがあるので、十分警戒しましょう。