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水難救助合同連携訓練を実施しました

更新日:2025年7月8日更新 印刷ページ表示

全体写真

水難救助合同連携訓練とは?

 令和7年7月1日、火曜日、瀬戸内市牛窓町牛窓 牛窓フェリー乗り場周辺及び周辺海域において水難救助合同連携訓練を実施しました。
 本訓練は、本格的な水のレジャーシーズンを前に、水難救助事故時における各機関の対応を相互に再確認することで、迅速かつ安全で効果的な救助体制を確立し、水難救助体制の更なる向上及び連携強化を目的として実施しました。
 

参加機関

 一般協力参加機関

 ・一般社団法人瀬戸内市緑の村公社

 ・岡山県水難救済会

  官公庁参加機関

 ・玉野海上保安部

 ・岡山県警

 ・岡山県消防防災航空隊

 ・東備消防組合消防本部

 ・瀬戸内市消防本部

訓練想定

 「一文字堤防南付近の海域で、小型船とフェリーが衝突したもの。」

 「小型船に乗っていた者が海に投げ出され、小型船は沈没しフェリーは航行不能となり錨泊、船内で数名が負傷している。」

訓練内容

  合同指揮本部設定

 瀬戸内市消防本部の指揮隊が各関係機関合同の現場指揮本部を設定し、情報共有及び活動方針を決定しました。

 現場指揮本部の指揮を受けた各隊は、捜索及び救助活動を行いました。

指揮本部

 捜索・救助活動

 陸上では、瀬戸内警察署による浮環を用いた救助活動、瀬戸内市消防本部がドローン活用した海面状況の調査、残されている要救助者の位置特定を行いました。

 救助隊は要救助者の位置を距離計で確認後、救命索発射銃を用いた救助活動により要救助者を救出、その後、地上にて東備消防組合消防本部と連携し救助活動を行いました。

 

警察救助ドローン

距離計救命索発射銃

連携救助

   海上では、玉野海上保安部巡視艇による通報、通報後はフェリーに接舷し救急隊と連携し負傷者の救護を行いました。

   救出後は、水難救済会の船で負傷者の引き継ぎを行い、フェリー内の重傷者については、岡山県消防防災航空隊ヘリコプター「きび」により救出活動を行いました。

ヘリコプター

 瀬戸内市消防本部は、市民の皆さまの安全と安心を守るため、日々の訓練を実施しております。また、今後は各機関との訓練を継続して実施し、連携強化を図ることで、事故発生時に円滑な活動が行えるよう努めてまいります。
 本訓練においては、参加してくださった事業所の皆さまをはじめ、訓練場所や駐車場の提供、防災放送での周知など、地域の皆さまのご協力によって実施することができました。
 今後も、消防活動へのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。