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秋季火災予防に伴う合同訓練を実施

令和7年11月13日(木曜日)、瀬戸内市邑久町虫明に所在する国立療養所長島愛生園の総合診療棟において、秋季火災予防運動の一環として消防訓練が実施されました。
本訓練は、瀬戸内市消防本部消防隊と国立療養所長島愛生園自衛消防隊が連携し、大規模病院火災を想定した防ぎょ活動、隊同士の連携および避難訓練を通じて、実際の火災発生時に必要な判断力や行動力を養い、防火意識の向上を図ることを目的として実施しました。
訓練は、総合診療棟3階の配膳室で火災が発生し、黒煙が上がっているという想定で行われました。
活動は、まず自衛消防隊が通報、避難誘導、初期消火を迅速に実施し、日頃から高めている防火・防災への意識を反映した適切な対応を行いました。

火災通報装置による119番通報 消火器による初期消火
その後、消防隊が現場に到着し、状況を迅速に把握した上で各隊へ指示を出し、緊張感のある中で実際の火災を想定した訓練が進められました。自衛消防隊と消防署隊が連携しながら訓練を進めることで、効果的な消防活動が行われる様子が確認できました。

玄関前にて面体を着装して火点に向かって進入する様子

要救助者を救出し、火点に向かって放水活動を実施

救急隊による処置を参加者に対してデモンストレーションを実施
今回の訓練を通じて、参加隊員たちは火災発生時に必要な判断力や行動力を向上させ、各隊の役割や活動内容を再確認することができました。
また、自衛消防隊と消防署隊が一体となり、連携した防ぎょ活動を行うことで、病院内での防火・防災体制をより強化するための有意義な訓練となりました。
最後に、訓練にご協力をいただいた国立療養所長島愛生園の関係者の皆さまに、心より御礼申し上げます。




