本文
~牛窓中学校の2年生が挑戦~ 消防署での職場体験

令和7年11月18日(火曜日)から21日(金曜日)までの4日間、瀬戸内市立牛窓中学校の2年生2名が、瀬戸内市消防本部において職場体験を実施しました。
初日の挨拶の場面では、参加した生徒たちが元気よく自己紹介をする姿が非常に印象的で、私たち職員の心を和ませてくれました。
職場体験の内容としては、防火衣の着装から始まり、消防ホースの延長やロープの結索(結び方)の練習を行いました。初めての経験ということもあり、ホースをうまく延ばすことができなかったり、結び方に苦戦する場面もありましたが、生徒たちは何度も挑戦することで徐々に上達していきました。
さらに、普通救命講習も受講し、救急に関する知識をしっかりと習得してもらいました。この知識を、今後万が一の場面で実践して役立ててもらえればと思います。

この職場体験を通じて、参加した生徒たちには、チームワークの重要性や人命を助けることの責任の重さをしっかりと理解することができたと思います。同時に消防士という職業の魅力にも触れてもらえたのではないかと感じています。消防士の仕事は、瞬時の判断と慎重さを求められる緊張感のある職業ですが、その一方で地域社会の安心・安全を守るという非常に大きなやりがいを持つ職業です。この体験を通じて、生徒たちがその仕事の厳しさと使命感を肌で感じ、学んでくれたことを私たち職員は大変嬉しく思っています。
今回の体験を通じて得た経験や学びが、生徒たちの未来にとって有意義なものとなり、今後の進路や自身の人生に活かされることを心より願っています。




