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令和6年度公民館活動の様子
・せとうち歴史発見「宇喜多家の謎に迫るバスツアー」 令和7年3月8日
・せとうち歴史発見「梟雄→英雄→五大老?大河浪漫を求めて『宇喜多ものがたり』」 令和7年3月2日
・わくわくチャレンジ「晴れの日を彩るコサージュをつくろう」 令和7年2月22日
・「めざせ喜之助!はじめての糸操り人形劇」(6回シリーズ) 令和6年4月13日~10月5日
・わくわくチャレンジ「せとうち海の観察会」 令和6年8月2日
・わくわくチャレンジ「2日で攻略!読書感想文Enjoy講座」(2回シリーズ) 令和6年7月28日、8月4日
・はじめてのドローン!「Red Riding Cup」への道 令和6年7月21日
・古典文学講座「絵画化された『源氏物語』」(3回シリーズ) 令和6年6月23日、30日、7月7日
・地域再発見ウォーキング「春の絶景を楽しもう!」 令和6年4月6日
・音楽を楽しむ講座「和太鼓さん!はじめまして!」 令和6年5月26日
せとうち歴史発見「宇喜多家の謎に迫るバスツアー」 令和7年3月8日
せとうち歴史発見ウィーク第2弾!
今回は、講師に瀬戸内市教育委員会の片岡学さんをお呼びして、バスツアーに行ってきました!
邑久郷地区の紅岸寺城跡。
吉井川の昔の河口にあった乙子城跡。
上道地区の亀山城跡。
それから備中高松城跡に行き、資料館を見学した後、
備中高松城水攻めの宇喜多忠家陣地跡と羽柴秀吉陣地跡に行きました。
地元の歴史研究者であり、元備中高松城址資料館長の奥田様がサプライズで合流。そして講義までしてくださいました。
宇喜多家の戦国における原点とは?
直家は本当に貧困だったのか?
八浜合戦が日本史を動かした?
秀吉の中国大返しの海路はどこから?
中国大返しの驚異的な移動ペースはどうやって?
などなど、片岡先生の解説を聞きながら現地を回りました。
歴史から学び、未来に生かしていくことは大切です。
また、一方で、過去の出来事において、人と人がどのように結びつき、どのように受け継ぎ、
どのようなルーツを持ち、どのような情勢の中で、どのような心理でそこに存在していたかなどに想いを馳せ、自分なりに物語を紡いでいくことも楽しみ方の一つではないでしょうか。
片岡先生の講座には、そのような歴史の余白を楽しむ余裕があり、聞く人の解釈に任せる部分があるため、想像することへの心地よさがありますね!
さて、令和6年度の主催講座はこれが最後となります。
令和7年度もニーズや地域課題を取り入れながら、バラエティー豊かな公民館講座を企画、開講していきます♪
みなさん、公民館に集まりましょう!公民館で逢いましょう!
せとうち歴史発見「梟雄→英雄→五大老?大河浪漫を求めて『宇喜多家ものがたり』」 令和7年3月2日
今、宇喜多家を大河ドラマに取り上げようとする市民の動きが活発になってきているのをご存じですか?
そんな流れの中、宇喜多家をはじめとした岡山周辺の戦国時代研究の第一人者を講師にお呼びすることができました!
徳島市立徳島城博物館の森脇崇文さんです!
リモート受講者12名を含む、82名の方が参加くださいました!すごい熱気でしたね!
森脇先生の進行は、原則、歴史の時系列を辿っておられ、話し方も大変丁寧で、論理的であり、複雑な外交関係や宇喜多直家、秀家の人となりについてとても良く分かりました。
歴史をテーマに扱う講座では避けて通れない「諸説あり」の部分や他の研究者の考察・観点なども複雑にならない程度に触れられており、聞きごたえ十分でした。
毛利・織田の間に挟まれながらの宇喜多直家の地方武士としての行動原理を、史料や史実から想像し、そこに心理なども織り交ぜていく考察は大変な説得力を持ちます。
また、宇喜多秀家と羽柴秀吉の関係性、さらに秀家の家臣たちと秀吉の直接的な関わりも一因と考察された「宇喜多騒動」は、現在の最先端の研究考察に大いに触れており刺激的でした!
直家の不義理や謀略による成り上がり、秀家の人心の離れや暗愚と揶揄される部分にのみ目を奪われ、考察を止めがちですが、どのような行動や決断にも理由があるはずです。
その時代の環境、他者とのバランス、心理などにも考察の範囲を伸ばして広く構えることが重要です。
固定観念や反射的な心情にとらわれることなく、冷静に客観的に根拠を史料や史実から歴史を紐解き紡いでいくことの重要さに気づかされました。
リモートで受講いただいた皆さんもお疲れさまでした!リアクションマークありがとうございました!
宇喜多ウイーク第1弾講座でした。
3月8日は第2弾!片岡学先生と「宇喜多家の謎に迫るバスツアー」に行ってまいります!
ときめきチャレンジ「晴れの日を彩るコサージュをつくろう」 令和7年2月22日
春の卒業式や入学式シーズンにぴったりのコサージュをつくりました。
講師は、フラワー装飾1級技能士の市岡優香先生。
色とりどりの素材を十分に準備し、欲しい色があれば、その場で作成してくださるなど、「選ぶ楽しさ」があるのが市岡先生の講座です。
先生や受講生同士で会話も交えながら和気あいあいと進めていきました。
最後はお互いの作品を見合って「いい色のバランスだね。」など認め合う姿が印象的でした。
「めざせ喜之助!はじめての糸操り人形劇」 令和6年4月13日~10月5日(全6回講座)
今年で3回目を迎えた糸操り人形劇の初級者向け講座!
市外の方も参加できる珍しい講座です。
講師を務めるのは、市内アマチュア人形劇団の方々です。
製図、パーツづくり、色付け、衣装づくり、糸付けと行ってきました。
最終回はいよいよ!あやつりに挑戦!
愛がこもった人形に命が吹き込まれる瞬間です。受講生の皆さんの感動もひとしおです。
今年の受講生さんも「喜之助人形劇フェスタ」で人形を披露します!
11月16日(土曜日)、17日(日曜日)は、中央公民館で人形劇のお祭りですよ!
わくわくチャレンジ「せとうち海の観察会」 令和6年8月2日 筵江(むしろえ)海岸
今年も、須磨海岸生物調査研究所、所長:佐名川 洋之先生を迎えて「せとうち海の観察会」5回目の開講です!
身近な磯や浜辺のあぶない生きものの説明を受けいよいよ、
潮が引く【干潮】を待ち、磯の小さな生きものを捕まえたり動きを見たりして楽しみます。
磯の周りには、さえぎるものがないので、日の光が直接照りつけ温度変化の大きいなど、
とてもきびしい環境の中でもたくさんの生きものたちが環境に合わせてくらしています。
水底に転がる石をひっくり返してみると…
ヒトデ・ヒザラガイ・小さなエビの仲間・オオヘビガイなどを見つけることができました。(もちろん、ひっくり返した石は元にもどしたよ。)
潮が引くと、磯のくぼんだ所に海水が残ってプールのような「潮だまり」ができます。そこには、よく動く魚たちがたくさんいました。
主にハゼの種類を多く見つけることができました。
最後は、佐名川先生から採取した海の生きものの解説と質問コーナーです。
今回の学習で、昨年とは違い「ウニ」が多量発生していました。
地球温暖化による海水温上昇が原因で、ウニによる食害で海藻が大幅に減少する現象が瀬戸内市の海でも見られました。【魚の産卵場所を失うことで、水産物の漁獲量も減る
という影響に今後つながっていく。】と講師の佐名川先生は心配していました。
自然の中でしか、学ぶことができないものもあり、環境や命の大切さを考えさせられますね。体験後はどう感じたか子どもたちと向き合っていただけたら嬉しく思います。
暑い中のご参加ありがとうございました。
わくわくチャレンジ「2日で攻略!読書感想文Enjoy講座」 令和6年7月28日、8月4日
講師に北川久美子先生をお迎えし、開講した読書感想文の講座!
一日目は、読んできた本のあらすじや感想、気づいたことなどをテンプレートに組み込む形で進めていきました。
早い参加者は清書にとりかかる子がいました。多くの参加者が下書きまで終えることができました。
二日目は、完成の見通しが立っているためか、和やかな雰囲気な中で進んでいきました。
北川先生とどのように表現するか考えることで、書きにくい参加者にとってはヒントになりました。
家族で力を合わせて書き上げました!
はじめてのドローン!「Red Riding Cup」への道 令和6年7月21日
今回も、中央公民館登録グループ「Red Riding Club」の皆さんに講師を務めていただき、開講しました。
ドローンを初めて操作する子どもが半数以上の中で、コントローラーにすぐに慣れ、コツをつかむ子どもが多かったです。
翌週7月28日に開催されるドローン大会「Red Riding Cup」の公式コースでドローン操作を学びました。
自分のタイムを予想して、一切のタイムとの差を競う「タイムアタッククイズ」と、
点数が隠された直径25cmのマットに着陸し、その点数の合計を競う「ちゃくりく的当てコース」を楽しみました。
真剣なまなざしで挑む姿はとてもかっこよかったです!
古典文学講座「絵画化された『源氏物語』」 令和6年6月23日、30日、7月7日
中央公民館で文学をしっかりと学べることで好評を博しております「古典文学講座」。
今年度は、「源氏物語」をテーマに3回シリーズで開講しました。
講師は、山陽学園大学、言語文化学科学科長、佐藤雅代教授が務められます。
様々なシーンが絵巻物や画帖にされるなど、源氏物語は古典文学の中で最も絵画化された作品と言えます。
必ずしも物語のキーとなる部分が絵画化されるわけでなく、読み手の想像に任せるべき段落や絵画化によって陳腐になるような段落は避けられております。
古来より、人々の想像の「余白」をあえて残してきた日本人の繊細な心。
尊敬と畏怖の念、そして少しだけ誇らしく思います。
みなさんも中央公民館で文学の扉を開いてみませんか。
音楽を楽しむ講座「和太鼓さん!はじめまして!」 令和6年5月26日
今回、講師に名刀太鼓のみなさんにお越しいただきました。
瀬戸内市アーティストリスト「みつカルせとうち」内での名刀太鼓のページはこちら!<外部リンク>
準備体操の後、体験に入りました。
足の開き方や角度、腰の落とし方を確認した後、バチの握り方を習いました。
重力に従って、重力にませて腕の降りおろしで太鼓の中央をたたくのがコツ!
講師から「どどんがどん」など擬音を織り交ぜて教えられたことで、子どもから高齢者まで前向きに楽しむ姿が見られました。
最初は恥ずかしがっていた参加者も、次第に楽しく演奏することができました。
演奏する時は大きな音の中、集中してリズムをキープしており、打楽器の力強さを感じることができました。
最後には、イベント本番用の舞台照明の中、習ったフレーズをつなげました。
全員で「龍神太鼓」の一曲を途切れることなく演奏でき、大満足で閉講しました。
地域再発見ウォーキング「春の絶景を楽しもう!」 令和6年4月6日
今回は春の大雄山を存分に堪能するウォーキングです!
大雄山と言えば、おくの細道アルプス!
今回もおくの細道アルプスの会のみなさんに講師やナビゲーターを務めていただきました。
まずは、砥石城跡に登り、宇喜多直家や備前国での戦国事情を学びました。
笠松神社から、ダンガメ山を目指します。
桜の開花状況が不安でしたが、なんとか山桜の花も残り、
ツツジも5分咲きほど咲いていて、両方が楽しめるウォーキングとなりました!
兎角桜ってご存じですか?
みんなで探すベストポジション!
このように瀬戸内市の方もあまりご存じない、邑久町の南、大雄山の魅力!
みなさんもぜひ楽しんでくださいね!
瀬戸内市公民館フェイスブックにて主催講座や公民館活動等の様子を動画でお楽しみいただけます。