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令和7年度公民館活動の様子

更新日:2025年5月18日更新 印刷ページ表示

古典文学講座「ようこそ『平家物語』の世界へ」 令和7年6月29日、7月6日

ときめきチャレンジ「集えもののふ!侍魂(サムライソウル)体験講座」 令和7年5月18日

地域再発見ウォーキング「長島ウォーク」 令和7年5月11日

 

古典文学講座「ようこそ『平家物語』の世界へ」 令和7年6月29日、7月6日

瀬戸内市中央公民館で学習的素養が高い講座の1つとして定評がある古典文学講座。

山陽学園大学、言語文化学科学科長の佐藤教授を講師として今年も開催しました!

絵巻の見方も学びました

今年の題材は平家物語。

初日のテーマは「『平家物語』の世界を拓く」。

平清盛を中心とする平氏一門の興亡に際して激動をとらえていること、琵琶法師たちの語りによって多くの人に享受され、和漢混交文の詞書も洗練されていったことなど、
当時の思想や絵巻などから分かりやすく説明されました。

佐藤教授の講座はリピーターが多いことで有名です

二日目のテーマは「平家一族の栄華と落日」。

「平家にあらずんば、人にあらず」という言葉が現在まで伝えられるほどの栄華を極めた平家一族。
朝敵として落ちていく先には絶対に救いがないことを享受しつつも、最期の迎え方は人それぞれでした。
出家により命が助かったことを「生かされた」と受け入れ、極楽往生を願ったという建令門院はある種、象徴的な存在なのかもしれませんね。

今後の古典文学講座にも是非ご注目ください!

 

ときめきチャレンジ「集えもののふ!侍魂(サムライソウル)体験講座」 令和7年5月18日

決まったぜ!

中央公民館が改修工事中であるため、長船町公民館(ゆめトピア長船)で実施しました。
午前は木剣づくり、午後からは殺陣のワークショップと、二つの内容を組み合わせた講座になりました。

 

木剣づくりでは講師の吉田広靖先生がパーツ一つ一つを丁寧にご準備され、完成形に期待が膨らむ中、取り組みました。

形を整えます いろをぬりましょう

柄、刀身、鍔を思い思いの形に整えて色付け、と工程はシンプルですが、刀や武具などに愛着がある参加者が多く、丁寧に進めていました。
刀身を赤色で仕上げたり、トランプの図柄を取り入れたりする姿が見られ、オリジナリティあふれる木剣が完成しました。

俳優、殺陣振付師などで大活躍中の大岩主弥先生

殺陣では、ワークショップの指導経験が大変豊富な大岩主弥先生らしく、安全に十分配慮しながら、参加者の取り組む姿やペースに合わせて弾力的にご指導いただきました。

斬られるのも難しい!

刀の作り、帯刀の仕方、抜刀・納刀など基本から丁寧な説明を受けた後、姿勢、正眼の構えなどを学びました。

助け合い!声をかけあいます

刀の振り方、動きの中での立ち回り、斬られ役のコツなども学びました。

前向きな参加者ばかりで、お互いに声をかけながら真剣なまなざしで取り組んでいました。
最初は恥ずかしがっていた男子小学生の参加者も最後は一人で取り組み、やり遂げた時には部屋中を歓声が包みました。

みんなで銀幕デビュー?鑑賞会も盛り上がりました!

最後の集団での殺陣の実践では同時に動画を撮影し、後に全員で鑑賞しました。

日本刀の聖地「長船」でこの講座を実施できたこと、大変意義深く感じます。
シリーズ化なるか!?乞うご期待!

 

当日の様子はこちら↓↓↓
瀬戸内市公民館YouTubeチャンネルで講座の様子をどうぞ!<外部リンク>

 

地域再発見ウォーキング「長島ウォーク」 令和7年5月11日

講座の様子 入所者がつくったジオラマ 展示をのぞき込む参加者

 

ウォーキングの前に、歴史館にて動画を視聴。田村 朋久学芸員によるハンセン病を巡る歴史は、当事者だけでなく感染症をめぐる

社会全体のあり方についても語っていただいた。かつての政策で入所者とその家族へもたらした差別などから、当時何が行われてい

たのかを深く知ることが出来た。

 

収容桟橋の説明を聞く 収容桟橋

 

歴史館から、史跡めぐりウォーキングスタート。2週間前までは桜並木だった下り坂の先が収容桟橋。

収容桟橋は、当時入所者にとって社会や家族との別れの場所だった。

 

収容所(国の登録有形文化財) 昔の配電盤

 

収容所(国の登録有形文化財)は、入所するとここに収容され各種検査や持ち物の消毒、そして消毒風呂へ

の入浴。昔のままの電機配線など興味深い物や小さな深さがある消毒風呂跡…。何か悲しさを感じる建物でした。

 

監房 納骨堂

 

監房納骨堂へとノルディックポールを使って、快適にウォーキング。納骨堂では、献花した後

未だなお、故郷に帰れない方の多くの遺骨が眠っている現実の話を聞いた。

 

景色をみる 景色を見る2 惠の鐘まであと少し

 

次の目的地 恵の鐘までウォーキング中、入所者の方が手を振ってくれたり、鹿がひょっこり現れたり、心地よい風も吹き

楽しく会話しながら景色などの説明をしていただきました。

 

恵の鐘 鐘を鳴らす

 

標高40.2メートルの高台にある恵の鐘に到着。昔は毎日入所者の人が朝晩6時に、鐘を突いていたが

現在では、タイマーで鐘を突くようにしているそうだ。

今回、代表して記念に参加者の方に鐘を鳴らしていただいた。

(入所者の方は、今日は誰か見学に来ているんだな…と思われるようです。)

 

集合写真

 

最後に、ウォーキング参加者の皆さんと記念写真をパチリ。

長島愛生園には、後世に伝えていかなければならない、悲しい歴史があること。

人間の生きた証があることを参加者は、ウォーキングしながら学ぶことができた。

 

コラージュ

 

↑のコラージュも、中央公民館の壁に掲示中。

 

 

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