本文
長船地域の紹介
地形
上空から撮影
撮影:平成9年6月
撮影高度:1,200メートル
企画・撮影:エアーフォトサービス21
瀬戸内市の北端に位置し、東北部は備前市、西部は一級河川吉井川の清流を境に、岡山市に隣接しています。
瀬戸内海気象の影響を受け比較的温暖で、気象条件に恵まれ、農作物の栽培に適しています。
産業
備前長船刀剣博物館
長船美しい森
農業は、吉井川の豊かな水と肥沃な農地に恵まれ、米、麦、酪農を中心とした農業生産が盛んでした。しかし、近年、主食用米の需要減少に伴い、他の作物への転換が求められる中、新たに需要が拡大している非主食用米や大豆を推進し、水田の活用をはかっています。
商業は、店舗の進出が少なく、消費者の購買行動が広域化しています。
工業については、長船、服部の各工業団地を中心に、印刷、食品加工、教育関連総合企業などの工場が進出しています。
観光では、日本一の生産量と質を誇った備前刀のブランド「備前長船」の地であり、そのシンボルとして「備前長船刀剣博物館」があります。また、キャンプ場やバンガローがある「長船美しい森」があります。
地域資源
福岡の町並み
岡山市の中心部までは、国道2号線(車で約30分)およびJR赤穂線(電車で約30分)で結ばれています。
吉井川の水、日本人の心の原風景である田園、緑の丘陵地など豊かな自然にも恵まれ、都市近郊の町として絶好の地勢に位置しています。
歴史的資産としては、飛鳥時代には、備前焼のルーツとして知られる須恵器の産地であったことを示す窯跡が数多く残り、平安時代から室町時代にかけて、日本の作刀の中心地として栄えた「備前長船」の名は、日本刀の聖地と呼ばれ広く知られています。また、有名な『一遍上人絵伝』には、福岡の市が近隣第一の商業都市として繁栄していた様子が描かれています。