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日本最大級の海エリア認定!邑久町漁協の全漁場が「自然共生サイト」に認定されました
瀬戸内市も共同申請しています!
このたび、邑久町漁業協同組合(以下、「邑久町漁協」)の取り組みが、日本最大級の海エリアとして環境省・農林水産省・国土交通省による「自然共生サイト」に認定されました。
これは、漁業者の皆さんが長年にわたり献身的に続けてこられた環境保全活動の成果であり、瀬戸内海の豊かな恵みを守る取り組みが評価されたものです。
瀬戸内市も、この活動を未来に向けてさらに発展させるべく共同提案者として支援を続けていきます。


自然共生サイトとは
自然共生サイトとは、企業や地域、民間団体などの取り組みによって生物多様性の保全が図られている区域を国が認定する制度です。国立公園などの保護地域に加え、こうした地域主体の保全活動を可視化し、自然と人の共生を推進することを目的としています。
同制度は2030年までに陸と海の30%を保全する国際目標「30by30」の実現に向けた国内の取り組みの一つとして位置づけられています。
環境省「自然共生サイト」<外部リンク>
取組の主な内容
今回認定された計画では、「マガキやアマモをはじめとした在来の海洋生物が健やかに育つ、健全でバランスのとれた生態系からなる漁場を維持する」ことを目標に以下の活動に取り組まれています。
1)アマモの保全・再生(漂流花枝の回収、種子成熟、播種等)
2)漁場の生態系保全(筏密度・水質管理、季節に応じた筏移動、海底耕運、希少種への配慮等)
3)環境教育・啓発(取引先・消費者・教育機関の参加受入、漁協施設での展示・見学受入等)
モニタリングについては、アマモの生育状況確認(潜水・ドローン等)に加え、MSC認証の基準に準拠した、水質、牡蠣の生育状況、底生生物調査、希少種であるスナメリ・ウミガメ類の目撃記録など、科学的根拠に基づいたモニタリングが継続的に実施されています。
また、邑久町漁協が主体となりながら、県・市・企業・地域と連携しアマモの再生活動を行っていること、こうした連携を通じて水産物の流通関係者・消費者を巻き込んだ活動となっていること、積極的な環境教育活動や林業関係者などの陸域と連携した保全活動を視野にいれている連携の強さも特徴的です。
自然共生サイト登録の概要
(登録名称)
瀬戸内市邑久町 牡蠣の恵みと未来の海の維持・保全計画
(計画期間)
2026年3月〜2031年3月
(代表申請者)
- 邑久町漁業協同組合
(共同申請者)
- 瀬戸内市
- 生活協同組合おかやまコープ
- パルシステム生活協同組合連合会
- 株式会社マルト水産
- 株式会社UMITO Partners
- 株式会社ノースイ
- 三菱食品株式会社
- 卜部産業株式会社
(実施区域)
岡山県瀬戸内市邑久町漁業共同組合の区画漁業権全域
環境省発表資料
地域生物多様性増進法に基づく「自然共生サイト」の認定 (令和7年度第3回)について<外部リンク>
(別添1)増進活動実施計画 令和7年度第3回認定⼀覧<外部リンク>
認定証授与式
令和8年3月31日(火曜日)に岡山いこいの村にて認定証授与式が開催され、環境省中国四国環境事務所 坂口所長から選定証が授与されました。

▲環境省中国四国環境事務所 坂口所長(中央)から、邑久町漁協 松本組合長(右)へ選定証が授与されました

▲代表申請者の邑久町漁協 松本組合長から挨拶がありました

▲共同申請者である瀬戸内市 村山副市長からも挨拶をお伝えしました

▲代表申請者の邑久町漁協 山本参事から取り組み内容の紹介がありました




