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浄化槽を設置・使用されている方へ
更新日:2020年12月16日更新
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浄化槽は、微生物の働きを利用して、トイレ排水や生活雑排水の汚れをきれいにして、用水路などへ流しています。
美しく豊かで快適な水環境を守るために、浄化槽の正しい使い方と維持管理について理解を深めましょう。
浄化槽を設置・使用されている皆様へのチラシ(PDF:2MB)
浄化槽のしくみ
浄化槽では、自然の中に生きている「微生物」たちが、汚れを食べて水をきれいにします。
適正な維持管理って?
浄化槽は一度設置すれば放っておけばよいというものではありません。浄化槽の機能が十分発揮されないと、河川の水質悪化や悪臭、害虫の発生につながるとともに、浄化槽の機能回復に余分な費用がかかることがあります。浄化槽はきちんとチェックやメンテナンスを受けることが必要です。
浄化槽管理者(浄化槽の所有者(※1))は、適正な維持管理(保守点検・清掃)や水質検査をするよう浄化槽法で義務づけられています。
(※1)借家等の場合、浄化槽の使用者が浄化槽管理者となることがあります。
浄化槽の正しい使い方とは?
トイレでは・・・
- トイレットペーパーを使用し、ティッシュペーパー、紙おむつ、衛生用品、たばこの吸い殻などは流さない。
- 洗浄剤を使用する場合は、浄化槽に対応しているタイプを選び、適量使用する。
台所では・・・
- 水切りネットを利用して、野菜くずなどを流さないようにする。
- 使用後の天ぷら油を流さない。
洗濯では・・・
- 洗剤や漂白剤は適量を計って使う。
浄化槽や汚水マスクでは・・・
- 浄化槽のブロワの電源は切らない。
(電源を切ると、微生物が死んでしまい、水がきれいになりません。) - 浄化槽のマンホールのフタの上に、物を置かない。
- 台所から流れ込む汚水マスは、適時清掃する。
合併処理浄化槽の補助金については、次のとおり
快適な生活と美しい環境を守る「合併処理浄化槽」(合併処理浄化槽補助金)
岡山県環境文化部循環型社会推進課のホームページ<外部リンク>