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歯周病の自覚症状はありませんか?

3 すべての人に健康と福祉を
更新日:2024年10月16日更新 印刷ページ表示

歯周病とは?

  歯と歯ぐき(歯肉)のすきま(歯周ポケット)から侵入した細菌が、歯肉に炎症を起こし歯肉炎になります。さらに進行すると歯周炎になり、歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしてグラグラにさせてしまいます。むし歯と異なり、痛みが出ないことが多く、気づかないうちに進行します。歯を失う原因の80%以上は、歯周病もしくはむし歯によるものです。

 

  歯周病の進行

歯周病進行

参考 出典:(株)コムネット

歯周病と全身のかかわり 

 歯周病を口だけの病気と思っていませんか?
 歯周病は、下記のような様々な全身の病気と関わりがあります。

 ・認知症
  噛む能力が低下し、脳への刺激が少なくなることで認知症の発症リスクが高まる。
 ・狭心症、心筋梗塞
  歯周病菌が動脈内で作用し、血管壁が厚くなり動脈硬化を引き起こす。
 ・糖尿病
  歯周病になると、歯肉の中で炎症物質が常に作られる状態になり、その炎症物質が
  インスリンの血糖値を下げる働きを妨げる。
  また、糖尿病になると歯肉に炎症が起こりやすくなり、糖尿病と歯周病はお互いに影響し合う。
 ・肺炎
  歯周病菌や口の中の細菌等が気管に入り込み、肺炎を引き起こす。
 ・骨粗しょう症
  全身の骨が弱くなると、歯を支えている歯槽骨も弱くなり、歯周病が進行する。
 ・肥満
  歯周病菌の内毒素の影響で肥満が進行する。
 ・低体重児出産、早産
  歯周病菌の内毒素が炎症性物質を出し、子宮の収縮を誘発する。

  歯周病の早期発見・早期治療は、全身の健康を守ることにもつながります。
  定期的にかかりつけ歯科医を受診し、口の状態をしっかりと管理することが大切です。

 

  歯科<外部リンク>

 

下記のホームページも参考にご覧ください。

日本歯科医師会ホームページ<外部リンク>(外部リンク)