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太鼓型酒筒(太鼓樽)

更新日:2020年12月16日更新 印刷ページ表示

太鼓型酒筒(太鼓樽)(たいこがたさかづつ)

欅の一材を鼓胴形に削り、内部を刳り抜いて響鳴胴にしています。この胴の左右に柾目の細かく通った薄い杉板材を張り鼓面とし、矧目を布張黒漆で固めています。頂部は円形の穴が開けられ、穴の口縁部は複弁反花を並べて飾っています。胴の下には雲形の繰形を刻んだ台脚が付きます。製作年代は鼓面に描かれた三ツ巴文から、鎌倉時代から室町時代と見られています。

太鼓型酒筒(太鼓樽)の画像
​県指定 太鼓型酒筒(太鼓樽)