妙興寺 金剛力士立像(みょうこうじ こんごうりきしりゅうぞう)
口を開いた阿形(あぎょう)と口を閉じた吽形(うんぎょう)の2躯が一対の金剛力士像です。本体が杉材の寄木造りで、像高は、阿形像が235センチメートル、吽形が226センチメートル。修復作業の過程で発見された内部の造立記録から、本像が寛永3年(1626)7月の造立で、仏師・清水源兵衛(入道名・宗立)による制作であることが判明しています。江戸時代初期の基準作として貴重な例と考えられます。

市指定 金剛力士立像(阿形)

市指定 金剛力士立像(吽形)