笠加熊野比丘尼関係資料 〔一括〕(かさかくまのびくにかんけいしりょう)
江戸時代に熊野信仰を広める活動をした熊野比丘尼に関する一括資料です。拠点であった下笠加には、熊野那智参詣曼荼羅、熊野観心十界曼荼羅、熊野権現縁起絵巻などのほか、熊野牛玉の版木、縁起を記した史料なども残されています。下笠加の熊野比丘尼は、戦国時代に公家の姫松業が来て、熊野権現の神徳を説くようになったのが始まりとされています。

県指定 笠加熊野比丘尼関係資料一括
(写真は熊野那智参詣曼荼羅)
縦158.0センチメートル、横151.5センチメートル