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室町時代末期の具足で、胴は二枚胴蝶番、薄鉄に銀溜塗を施し、紅糸で威しています。草摺は六間四段下り、佩盾は四段下りで銀溜塗、兜は烏帽子形で鉄地に金箔押、錣は五段下り、篭手は鉄朱漆塗となっています。通称「与太郎甲冑」といい、宇喜多基家(直家の甥)が天正9年(1581)の八浜合戦で討ち死にした際に着用していたものと伝えられています。
県指定 紅糸素懸威銀箔押 二枚胴具足
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