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令和4年度消防団夏季訓練
更新日:2022年7月12日更新
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令和4年度消防団夏季訓練を実施しました。
令和4年7月10日、日曜日に消防団夏季訓練として、水防工法等の風水害対応訓練を実施しました。
近年、全国各地で地震や風水害等の大規模災害が頻発し、多くの消防団員が出動し、被災者の救助活動を行うことが増えてきています。
そこで瀬戸内市消防団では水防工法等の作成について講習し、全分団に水防工法の作成、土のう作成等、風水害時の消防団活動で有効活用できることを目的として訓練を行いました。
今回の水防工法は消防職員の指導を受け、土のう作成・月の輪工法・改良積み土のう工法(2)をそれぞれ実施しました。
作成した土のうを積むときはなるべく隙間がないようにします。
改良積み土のう工法(2)を実施。従来の改良積み土のう工法から杭を打つことを省略しています。
堤防や土手上に作成し、越水対策として使用する工法であり、舗装されている場所でも有効となる工法です。
月の輪工法を実施。漏水箇所周辺に土のうを月の輪状に積み上げ水深を保ち、川側と居住地側の水位差を小さくすることで
漏水量の増加を抑え、堤防内部の土砂流出による決壊を防止する工法です。
今回の訓練を通して、土のう作成、水防工法を実災害時に迅速・確実に行い、さらなる被害の軽減に努めていきたいと思います。