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下水道管路施設の緊急点検を行いました

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更新日:2025年2月10日更新 印刷ページ表示

下水道管路施設に対する緊急点検について

1月28日に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故をうけて、市内の下水道管路施設について緊急点検(巡視)を行い、異常がないことを確認しました。

 

詳細

当市の下水道は、国土交通省から要請のあった緊急点検の施設(※1)の対象規模となる施設は有していませんが、道路陥没による市民生活への影響や八潮市の事故が定期点検を行いながら発生したことを考慮して、2月6日に市独自で巡視を行いました。
※1 処理量300,000立方メートル/日以上の大規模な下水処理場に接続する口径2,000mm以上の下水道管路
※参考 邑久浄化センターの処理能力4,820立方メートル/日(増設後)、最大管径800mm

 

緊急点検対象

特に腐食等の恐れのある箇所(※2)として、下水道法で5年に1回以上の点検が義務付けられている管路:1,370m
牛窓処理区:20箇所(口径150~350mm布設箇所)
邑久処理区:5箇所(口径150~300mm布設箇所)
長船中央処理区:11箇所(口径150~350mm布設箇所)
※2 暗渠でコンクリート等その他腐食しやすい材料で作られている管路が、(1)圧送管吐出し先、(2)落差・段差の大きい箇所、(3)伏越し下流部等に布設されている箇所

 

緊急点検内容

管路施設の損傷および異常の有無、陥没等を確認するため、管路が埋設された地上部の状況やマンホール蓋の状況を観察する巡視を行いました。

 

緊急点検結果

マンホール蓋等に多少の腐食が見られた箇所もありますが、陥没に至るような異常は確認されませんでした。

 

その他


下水道法により、下水中に発生する硫化水素によって管路施設を著しく劣化させる等、特に腐食等の恐れのある箇所は、下水道法で5年に1回以上の点検が義務付けられています。


当市では、対象となる1,370mの管路について、令和5年度の点検で異常がないことを確認し、また、本年度に幹線管路の点検を実施しているところです。
今後も定期的に点検を実施し、必要に応じて詳細調査や施設補修などを行います。
※参考 当市の公共下水道総延長は約140kmで、そのうち腐食環境下の管路1,370mと一般環境下の管路約18km(幹線等)の点検を実施しています。

 

市職員が下水道管路施設を点検している写真