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11月22日、こころMojiアーティストである浦上秀樹さんの作品を瀬戸内市役所に寄贈いただきました。
こころMojiとは、「漢字に、別の意味をもつ平仮名を組み合わせて、新たなメッセージを生み出す」アートのことです。21歳のときに手足から徐々に筋肉が衰えていく難病を発症した浦上さんは、37歳で「文字アート」に出会い、手をつかう代わりに筆を口に咥えて、こころMojiを描き始めました。
このたび瀬戸内市へ寄贈いただいた作品のタイトルは「宝(せとうち)」。「瀬戸内市にはたくさんの宝があります。それに気づくことが大切」というメッセージが添えられた本作品は、「宝」という漢字を「せとうち」という平仮名で表現しています。それだけでなく、文字の中には瀬戸内市で収穫できる果物まで描かれており、それらを探すのも楽しい、遊び心あふれる作品となっています。
寄贈いただいた作品は、子どもたちに楽しみながらアートを身近に感じてもらうため、市内の小・中学校で巡回展示させていただく予定です。