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3月17日、市内に窯を持ち陶芸活動をされている松川広己さんが市長を表敬訪問されました。
松川さんは、2月3日にアメリカへ向けて出国し、茶碗展への出展やアメリカ人の陶芸家によるワークショップへの参加、考古学博物館訪問などの日程をこなし、2月10日に帰国されました。
今回の茶碗展への参加は、松川さんの師匠を通して親交のあった米国の陶芸家(Mark Tysonさん)とのご縁がきっかけとなったそうです。展示会には、アメリカ、日本、フランス、アイルランド、ニュージーランドから計70名の作家が、計300点以上を出品(1人あたり茶碗3点+その他2点)し、松川さんは茶碗3点に加えて、水指と花入れを出展されました。会期のオープニングには約200人、会期全体では約400人が訪れたようです。
松川さんは「『茶碗』という日本の伝統美に焦点をあてた海外でのユニークな展示会に参加でき、日本人としての誇りを大切にすべきとあらためて実感した。こうした展示会を通して将来、寒風須恵器が世界に広がってほしい」と抱負を話されました。
(写真左から)武久市長、松川さん