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岡山県内を中心に音楽活動をされているキッズバンド「TORAUMA」からウクライナ支援のための募金55,000円を受け取りました。
「TORAUMA」は、現在高校3年生のウマルさん(姉:ドラム担当)と高校1年生のトラジさん(弟:サックス担当)で構成されており、県内で開催されるバンドコンテストに出場したり、地域の行事やライブハウスでのライブに出演したりしています。
2人は、お父さんの「社交的な子に育ってほしい」という思いをきっかけに、バンド活動を小学生の頃から本格的にはじめ、多くの有名曲をカバーするほか、オリジナル曲にも挑戦しています。「TORAUMA」という名前のとおり、虎と馬のユニークな姿で演奏し、見る人を楽しませてくれます。
今回の活動は「苦しんでいるウクライナの方々のために幸せのおすそ分けができれば」と、クラウドファンディングで集めた資金をもとに作成したCDの売り上げを寄付しようと昨年5月頃からはじめられました。
2人のバンド活動は今後も続くといい、ウマルさんは「瀬戸内市を通じてUNHCRへ寄付できたことで、たくさんの方にウクライナ戦争で困っている方々への関心を持っていただくことができるのではないか。この経験を活かし、今後少しでも人の役に立てることをしていきたい」、トラジさんは「今回の取り組みにはいろいろな人が携わってくれた。今回の募金もたくさんの人の思いが詰まったものです。」と話していました。
受け取った募金は市を通じてUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に寄付されます。
(左から)武久市長、ウマルさん、トラジさん