本文
瀬戸内市立美術館は、「日本のエーゲ海」と呼ばれる美しい牛窓の海を望む美術館です。収蔵作品は牛窓オリーブ園で40年近く制作を続けた洋画家、佐竹徳(本名:徳次郎)画伯(1897~1998)の作品を中心とした、瀬戸内市ゆかりの美術品です。
瀬戸内市は平成16年11月に牛窓町、邑久町、長船町が合併し誕生しました。旧牛窓町では、佐竹画伯の記念美術館を建設する構想がもちあがり、佐竹画伯から80点もの作品が寄贈されました。合併後、瀬戸内市は新しい美術館が芸術文化拠点・生涯学習拠点・交流拠点・観光拠点という4つの拠点として機能することを目的に、美術館開設を重要課題としてきました。
そして平成17年10月、瀬戸内市役所牛窓庁舎3・4階部分に美術館を整備する方針がまとまり、平成22年10月1日に瀬戸内市立美術館の開館が実現しました。
展示室では、佐竹徳画伯(1897~1998)の油彩画を中心に、瀬戸内市ゆかりの美術作品の展示を行っております(企画展示の期間は変更あり)。
佐竹徳記念室では、美術館のコレクションの柱である佐竹徳画伯の作品を常設展示し、顕彰しています。
受付横のミュージアムショップでは、当館オリジナルのミュージアムグッズなどの販売を行っております。
ギャラリーと研修室は一般の方への貸し出しも行っております。
ギャラリーは市民や芸術家による、文化・芸術活動の成果の発表が行われます。ご利用を希望される方は貸館案内をご覧ください。
ギャラリーの南側には休憩コーナーがあり、瀬戸内の美しい海を見ながらくつろげるスペースとなっております。
研修室では学芸員や外部講師による「絵画教室」や、作品鑑賞会などの美術に関する講座、ワークショップ等が開かれます。