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「避難生活支援リーダー/サポーター研修」を開催しました
避難生活の環境向上に貢献できる地域人材の育成に取り組みました
令和7年2月1日(土曜日)と令和7年2月2日(日曜日)に、「避難生活支援リーダー/サポーター研修」を開催しました。
本研修は、内閣府のモデル事業として全国で展開されているものですが、今回はモデル事業に準じて瀬戸内市主催で開催しました。
自治体単独での開催は、全国初の取り組みでした。
避難生活支援リーダー/サポーター研修 開催チラシ ※終了しました [PDFファイル/975KB]
講師を務めたのは、大阪YMCA部長・ユース事業部責任者・グローバル事業グループ長の 山根一毅 氏(左)と、被災地NGO協働センター 代表・関西学院大学人間福祉学部 助教の 頼政良太 氏(右)のお二人です。
様々な被災地での支援活動のご経験から、避難生活支援に関する考え方や心構え、具体的なスキルなどについて教えていただきました。
また、「運営サポーター」として、令和5年度の内閣府モデル事業を修了した方にご協力いただき、被災者役やグループ活動の補助を行ってもらいました(緑のビブスを着た方)。
1日目(多様な被災者の心情や状況の理解/避難生活の課題と生活環境の整備 など)
1日目は、被災者への対応事例をもとに、グループで被災者の心情や状況について話し合いました。
また、会場内に設置した避難所の各スペースを点検し、グループで課題を整理して改善しました。
2日目(被災者とのコミュニケーション、避難所運営の担い手との連携・協働 など)
2日目は、被災者役と支援者役に分かれて、被災者とのコミュニケーションについてロールプレイング形式で学びました。
また、避難所運営の担い手との連携・協働について、市内の具体的な関係者・団体を挙げて考えました。
参加者は23名(修了者は18名)で、せとうち防災リーダーや防災士のほか、教員、看護師、介護士、セラピストなど様々な方に受講していただきました。
今後、修了者には地域での啓発活動や市主催の訓練等への参加を呼び掛けるとともに、災害時には可能な範囲で避難所運営や被災者支援にご協力いただきたいと考えています。