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家庭で話し合う防災対策【9月1日は家族防災会議の日】
大切な家族を災害から守るために
天災はいつ襲ってくるか分かりません。家族が離れ離れのときに地震が起こることも考えられます。災害時にあわてないように、普段からお互いの連絡方法や避難場所などについてよく話し合っておきましょう。話し合いの中で、一人ひとりの防災意識を高めていくことから、家庭の防災対策をスタートしましょう。
家族で話し合いたいテーマ
家族一人ひとりの役割分担
災害時の安全を確保するために、平常時に行う予防対策の役割と災害時の対応の役割の両方について決める。配慮の必要な寝たきりのお年寄り、病人、小さな子どもがいる場合は、だれが支援を担当するかなども話し合う。
家屋の危険箇所チェック
家の内外をチェックして危険箇所を確認し合う。放置できない危険箇所については、修理や補強の方法についても話し合う。
家具の安全な配置換えや転倒防止対策
家具の配置換えによって、家または部屋の中に安全なスペースをつくれないか工夫する。また、家具の転倒や落下を防ぐ対策を行う。
家具転倒防止対策の一例
金具で家具を固定する
下地などの強度を確認の上、L型金具で固定するのが、最も効果的です。
つっぱり棒で固定する
天井がしっかりしていて、すきまが小さい場合に効果的です。
ベルトなどで固定する
転倒防止用ベルトなどで固定する。
自宅の耐震対策
自宅の耐震対策は、地震時に安全を確保する上で非常に重要です。自宅の点検や補修のほか、専門家による耐震診断を受けたり、耐震化が必要な場合は、補強して地震に強い家づくりをしておきましょう。
市では、昭和56年以前に建てた木造住宅の耐震診断や改修など耐震化に要する経費の一部を補助しています。
非常持ち出し品のチェック
家族構成を考えながら必要な品がそろっているかをチェックする。使用期限のある食料、水、乾電池などは、定期的に新しいものと取り替える。
非常時の連絡方法や避難場所の確認
家族が離れ離れになったときの連絡方法や避難場所を確認する。 避難経路上の危険箇所についても話し合い、できれば休日などを利用し、散歩を兼ねて家族で確認し、地図などに記録しておく。
家庭用防災マニュアル
風水害や地震に関する知識や防災対策をまとめた家庭用防災マニュアルを作成しています。家庭・地域での話し合いや取り組みの際にぜひ活用ください。
- 風水害対策
- 地震対策
- 自助・共助で取り組む防災対策
- 避難場所マップ
- わが家の防災メモや災害用伝言ダイヤルなどの防災情報
家庭用防災マニュアル