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庁舎再編計画について

更新日:2023年4月21日更新 印刷ページ表示

 

 

庁舎再編計画の現在の取り組み状況、これまでの経緯等

 

 

令和5年4月現在

市では、公共施設の老朽化と持続可能な行政運営に対応するため、公共施設等総合管理計画を策定し、施設総量の縮減を目指しています。

この計画に基づき、平成29年度に策定した庁舎再編計画基本構想において、老朽化が著しく、耐震性のない長船支所、長船分駐所、長船町公民館の3施設について早急に対応すべき施設と判断し、その対応策として現在の長船支所周辺にこれら3施設を再編することにしました。

市民の皆様の生活に関わる重要な施策であることから、より広く内容を知っていただくため、これまでの経緯と現在の状況をまとめてお知らせします。

なお、庁舎再編基本構想を策定した平成29年度において「保健福祉部」であった部署が、令和2年度に「福祉部」と「こども・健康部」に変更となっています。分かりやすくするため、ここでは「福祉部等」に統一して表示させていただきます。

平成29年度に策定した庁舎再編計画基本構想については、時間の経過と共に検討・協議を重ね、より良い行政サービスが提供できる施設となるよう計画を変更しています。
過去に説明した内容から変更となっている部分もあることから、経緯等をお知らせします。

施設の移転等の計画

 
施設名等 計画 移転予定時期
長船分駐所 現長船支所の南向いに新築 令和3年9月完成
長船支所 現長船支所の敷地内に新築 令和4年度末完成・令和5年5月移転予定
長船町公民館 ゆめトピア長船を改修し移転(一部新築) 令和5年度中
福祉部等 本庁西庁舎1階駐車場部分を改修し移転 令和4年度末完成・令和5年5月移転予定
本庁駐車場増設 本庁北向かいのJA岡山用地を取得し整備 令和6年度中
 

これまでの計画等の経緯

 
時期 取り組み状況 主な内容
平成30年3月 庁舎再編計画基本構想策定 ○短期構想
  • 長船支所と長船町公民館をゆめトピア長船を改修し移転
  • 長船分駐所は長船支所周辺に新築
  • 福祉部等は現在の長船支所北側に仮庁舎を建設し移転

○中長期構想

  • 本庁舎は20年後に新築し、福祉部等、教育委員会も移転し、統合
平成30年8月 庁舎再編計画基本構想に関する説明会を開催  
令和元年5月 長船支所及び周辺施設整備基本計画及び基本設計完成

(変更点)

  • 長船支所は保健福祉部仮庁舎内に設置
令和2年7月 福祉部等の移転先についての比較検討を実施

(変更点)

  • 福祉部等は本庁西庁舎1階駐車場部分を改修し移転
  • 長船支所は独立した建物を新築して残す
令和2年11月 長船支所周辺整備について説明会を開催  

庁舎再編計画に関するQ&A

令和3年5月現在

これまでにいただいた庁舎再編計画に関するご意見やご質問について、質問回答形式でお知らせします。

1.庁舎再編計画とは

瀬戸内市では、公共施設の老朽化や社会情勢の変化に伴う公共施設の役割の変化、厳しい財政状況に伴う施設の維持・更新費用の確保の問題に対応するため、公共施設等総合管理計画、公共施設再編方針、公共施設再編計画を策定し、公共施設のあり方を検討してきました。
庁舎再編計画は、公共施設再編計画を受け、公共施設の中の本庁、支所といった庁舎に関してのあり方について整理したもので、長船支所、長船町公民館、長船分駐所の耐震性不足への早急な対応を図ることを目的とした「短期構想」と、将来の本庁舎のあり方についてまとめた「中長期構想」で構成しています。

2.「短期構想」の具体的な内容は

「短期構想」では、耐震性不足を指摘されている長船支所、長船町公民館、長船分駐所の対策を早急に行うことを示しています。
具体的な方針としては、長船支所と長船町公民館の機能をゆめトピア長船に移転させ、長船分駐所については長船支所南側用地に移転新築する。また、ゆめトピア長船の中に事務所を置いている福祉部等は仮庁舎を建設し移転することとしています。

3.「中長期構想」の具体的な内容は

「中長期構想」では、現在の本庁舎の耐用年数が到来する約20年後に、牛窓、長船にそれぞれ分散している教育委員会、福祉部等を集約し、新たな統合庁舎を建設することとしています。
統合庁舎の設置場所については、本庁舎北側にあるJA岡山用地を取得する計画が最も優位性が高いとしています。(ただし、新庁舎の建設位置については、その時の状況にあわせて、再検討することになります。)

4.庁舎再編計画基本構想等において福祉部等の配置を仮庁舎としたのはどうしてか

庁舎再編計画基本構想や長船支所及び周辺施設整備基本計画の検討をしていた平成29年度、平成30年度当時にも、本庁舎への福祉部等の機能の集約を短期構想で実施した方が全体のコストを抑えられるとの議論がありましたが、来庁者及び公用車駐車場が不足し、来庁者の利便性確保が難しいことから、ゆめトピア長船敷地内に仮庁舎を建築する案を採用しました。

5.どうして福祉部等が本庁舎へ移転することになったのか

令和元年度になり、本庁南側駐車場の整備が完了したこと、借地だった本庁西庁舎敷地の一部土地が購入できるようになったことから、本庁西庁舎の一部改修による福祉部等の移転の検討が可能となったため、令和2年度に福祉部等の移転先の比較検討を行うこととしました。

比較検討の結果、本庁西庁舎を改修したスペースに福祉部等の配置が可能であること、また、JA岡山用地を取得して駐車場として整備することができれば来庁者及び公用車の増加への対応が可能であることが明らかになりました。
また、機能集約となる計画であることから合併特例債を使うことができ、財政負担の軽減が図れること、昨今の感染症への対応など機動的な対応が求められることが増加し、福祉部等と市長や他の部との迅速な情報共有、連携などの重要性が高まったこと等を総合的に検討した結果、福祉部等の移転先をこれまでのゆめトピア長船敷地内の仮庁舎としていた計画を修正し、本庁西庁舎を改修し移転する計画を採用しました。

仮庁舎に移転予定であった長船支所については、現在の支所建物の東側に、独立した支所を新築して残すこととしています。

6.計画の進捗状況は

現在、本庁西庁舎の改修に係る実施設計、長船支所の新築に係る実施設計を行っており、今後それぞれの工事を進めます。また、不足すると見込まれる来庁者及び公用車駐車場の整備について、JA岡山用地の取得に係る不動産鑑定及び移転補償費の算定を行い、用地購入の交渉を進めます。

なお長船分駐所は現在工事中であり、令和3年9月末に完成の予定です。

7.いつ、計画が完了するのか

長船支所の新築、本庁西庁舎改修及び福祉部等の機能移転は令和4年度末までに完了予定で、その後にゆめトピア長船の改修及び公民館機能の移転工事に入ります。公民館の移転は令和5年度中に完了予定です。
機能移転が完了した後、老朽化した長船支所、長船分駐所の解体工事を行います。

8.保健福祉センターはどうなるのか

現在保健福祉センターとして、ゆめトピア長船で実施している健診事業や予防接種事業等、市の事業については公民館となった後も変わらず、年間計画を立て、優先してゆめトピア長船を活用して実施することとしています。

9.市民への説明は

令和2年11月に長船地区行政委員向けに説明会を開催し、ご意見をいただきました。当日参加できなかった市民の皆さんには資料の回覧を自治会にご依頼しました。あわせて当日の資料を市HPに掲載しお知らせしています。

10.本庁舎の駐車場不足に対してどのように対応するのか

現在本庁舎駐車場は、160台の駐車スペースのうち、多い時には130台程度の利用があります。福祉部等の移転に伴う公用車や来庁者の増などにより、駐車スペースが大幅に不足する見込みとなります。
対策として近隣にまとまった駐車場用地を確保する必要があるため、本庁舎北側JA岡山用地を取得することにより、駐車場を確保することとしています。

11.分庁方式は合併時の約束ではないのか

合併に向けての不安の軽減及び施設の有効利用から分庁方式としていましたが、窓口を1か所にまとめることによる利便性の向上、施設の老朽化による更新や維持管理に対する市民負担の軽減等から、将来的には庁舎を統合することを視野に入れていました。

また、平成23年度の個別外部監査報告書や、平成25年度の瀬戸内市まちづくり会議提言書においても福祉部等の本庁集約について意見が出されており、それらを踏まえて策定された公共施設再編計画(1期)にも福祉部等の本庁集約に言及されています。

合併から16年が経過し、社会情勢の変化に対応した組織体制とする必要があること、具体的には虐待事案や、新型コロナウイルス感染症への対応等、迅速な意思決定が求められることから、本庁への集約を進めることとします。

分庁舎として一定の目的を達したと考えられ、今後は皆さまの負担の軽減と利便性の向上、時代に応じた行政施設の運営に重点を置いた方針をとることとしていますので、ご理解のほどよろしくお願いします。

12.教育委員会の集約はどうするのか

現在教育委員会が配置されている牛窓支所の建物は、耐震性を満たしており、長船地域にある各施設のように、早急な対策を必要としていません。教育委員会部局の集約については中長期構想で行うこととして整理しており、引き続き集約に向けた検討を続けていきます。

13.公民館跡地の活用はどうするのか

長船町公民館は、過去の災害で避難所として活用しており、その施設がなくなることにより、避難所機能について心配される意見をいただいています。跡地利用については、その点も含め、検討します。

14.長船から保健福祉の拠点がなくなるのが心配だ

福祉部等の機能については、申請等は長船支所で受付できるようになります。相談については、ICTを最大限活用するなどし、市民サービスを維持します。

15.長船地域の活性化はどう考えているのか

ゆめトピア長船敷地内(長船支所跡地を含む)には、「みんなでつくる瀬戸内市のこどもひろば基本計画」において、幅広い年齢の子どもたちが遊ぶことができる広場(屋内・屋外)を整備することとされています。子どもから高齢者までが、憩え、楽しめる施設とすることで、市内外から多くの家族連れが集うことになり、地域の活性化につながるものと考えています。

16.中長期構想はどうするの

「中長期構想」は、本庁舎の耐用年数が到来する約20年後に統合庁舎を建設することとしています。実施にあたっては、社会情勢の変化や本庁舎周辺の施設の状況等を勘案しながら、現在の本庁舎の長寿命化を含め、総合的に検討します。

 

福祉部等の移転先についての比較検討

令和2年11月

長船支所及び周辺施設整備基本計画及び基本設計策定後、本庁舎を取り巻く環境が変化したことを受け、福祉部等の移転先をこれまでの仮庁舎案に加え、本庁西庁舎1階駐車場部分の改修による移転案を検討することとしました。

その結果について令和2年11月20日に、長船町地域の行政委員を対象に説明会を開催しました。

説明会資料(PDF:1.9MB)

 

長船支所及び周辺施設整備基本計画及び基本設計

令和元年5月

庁舎再編計画基本構想で示した短期構想のうち、長船支所、長船町公民館、長船分駐所の3施設への対応を具体的に示した長船支所及び周辺施設整備基本計画及び基本設計が完成しました。

長船支所及び周辺施設整備基本計画及び基本設計(概要版)(PDF:17.8MB)

 

庁舎再編計画基本構想に関する説明会を開催

平成30年8月

平成30年8月9日に、長船町公民館で庁舎再編計画基本構想に関する長船地域説明会を開催しました。
長船地域の住民76人に参加いただき、市から庁舎再編計画基本構想について説明を行い、意見をいただきました。

 

庁舎再編計画基本構想

平成30年3月策定

瀬戸内市では、公共施設の更新問題に取り組むため、公共施設再編方針、公共施設再編計画、公共施設等総合管理計画を策定してきました。

また、合併当初から牛窓、長船については支所、分庁舎を置き、業務を行ってきているところですが、瀬戸内市まちづくり会議提言書において、長船支所及びゆめトピア長船に置く分庁舎機能の統合についても提言をいただいています。

そうした中、長船支所、長船町公民館及び長船分駐所において耐震補強が困難であることが判明していることから、早急にこの施設の移転を解決しつつ、将来の庁舎のあり方をまとめた庁舎再編計画基本構想を策定しました。

瀬戸内市庁舎再編計画基本構想(PDF:12.1MB)


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