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「ダイバーシティ社会の実現に向けた表現のガイドライン」を作成しました
瀬戸内市では、多様性を認め合い誰もが活躍できるダイバーシティ社会を目指し、市職員向けに「表現のガイドライン」を作成しました。
市がさまざまな情報を発信する中で、受け手側は、その情報から、知らず知らずのうちに性別による固定的役割分担意識や固定概念などの影響を受けてしまう可能性があります。情報の発信者は、多様な受け手を意識し、誰もが共感できる表現を心がける必要があります。
なお、作成に当たっては、ワークショップを開催し職員の意見を取り入れるなど、全庁的な取組を行い、各関係機関の専門的な知見からのアドバイスを受けて作成しました。
ガイドラインの目的とポイント
このガイドラインの目的は、特定の表現を禁じたり、言い換えを強制したり、表現を統制することではありません。どのような表現がなぜ問題になるのか、どのような点に配慮すべきなのかを知り、より効果的で受け手が違和感を抱かない表現を自ら考えるきっかけや判断基準を示したものがこのガイドラインです。市職員向けに作成したものですが、職場・家庭・地域などさまざまな場面で、ダイバーシティの視点に立ち、考えるきっかけとしてこのガイドラインをご活用ください。
ガイドラインの対象
窓口及び電話対応時に市職員が発する言葉、市が発信する広報紙、パンフレット、ポスター、チラシ、刊行物、ホームページ、SNS、報告書などの原稿やイラスト、写真、映像、音声などすべての情報が対象です。