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太陽のまちプロジェクト

更新日:2022年8月25日更新 印刷ページ表示

「太陽のまちプロジェクト」とは

温暖な瀬戸内海地域の太陽の恵みと、広大な塩田跡地という瀬戸内市の地域資源を活かした太陽光発電事業の実施により、

  • 地域の安全・安心の継続的な確保と提供
  • 跡地活用の貸付料収入を財源として、課題解決を図り、また、豊かな自然環境など地域資源を活かし発展させ、将来につながる取組を進め、活気があり、安心して暮らせるまちづくり

を進めるプロジェクトです。

「太陽のまちプロジェクト」のはじまり

かつての錦海塩田

昭和30年代から、堤防が造られ、製塩が始まりましたが、後に塩田の製塩から工場製塩に転換されたことにより、 当初の目的で使われることのなくなった広大な塩田は、開発計画が持ち上がっては消え、継続的な活用策が定着しませんでした。

瀬戸内市が平成22年に塩田跡地を取得

海面より低い塩田跡地は、常に安全管理が必要な場所です。市では、塩田跡地の所有会社による管理が不能となった後、ポンプ排水の継続を行い地域の浸水被害を防ぐなど、安定的な公的管理を行い、市民の安全・安心を守ることを目的に、平成22年12月に跡地を取得しました。

かつての錦海塩田跡地

太陽光発電事業を軸にした取組へ

市では、跡地活用に当たり、民間企業の力を活用することとして提案公募を実施し、活用企画案と実施事業者を選定し、安全・安心を確保した上で、地域の活性化を進めていくことを目指し、平成25年3月に、跡地活用の基本計画を策定しました。

平成26年4月から、実施事業者「瀬戸内Kirei未来創り合同会社」に跡地の貸し付けを行い、基本計画に沿って、太陽光発電事業を軸とした、安全・安心のための対策事業、環境保全事業、まちづくり事業を進めます。市では、市の魅力や認知度の向上を図るため、この取組を『太陽のまちプロジェクト』として掲げて、推進していきます。

瀬戸内市マスコットキャラクター セットちゃん

「太陽のまちプロジェクト」の目指すところ

未利用の場所から価値を生み出す生きた場所へ

広大な塩田跡地は、さまざまな活用の可能性を秘める一方で、海より低く、ポンプ排水など、維持管理に関する課題を抱え、時には負の遺産と呼ばれることもありました。

太陽光発電事業への活用で、 発電 実施事業者に跡地を貸し付けることにより、未利用の土地を、収益を生み出す土地へ転換し、「貸付料収入による市の財源確保」を図ります。

安全・安心を守る取組

塩田跡地は、約1.6kmに及ぶ堤防で錦海湾と接しており、災害に備えた管理が必要です。実施事業者は、約32億円の費用を負担して、堤防補強工事、防潮堤設置工事、排水ポンプ増設工事、非常用発電機新設工事などの安全・安心事業を実施します。この安全・安心施設は、工事完成後に、市が寄付を受けて管理します。

安全・安心事業の実施による地域の防災面の「安全・安心の確保と提供」と、貸付料収入を活用した跡地とその周辺環境の安全で継続的な管理を行います。

まちの活性化につながる取組

貸付料収入を有効に活用して、財政規律を保ちながら、課題解決を図り、また、豊かな自然環境など市の持つ魅力(地域資源)を生かし発展させ、将来につながる地域の活性化や、子どもたちがまちに誇りを持てる人づくりなどの取り組みを進めます。

環境にやさしい取組

日本の電力は、海外から輸入する石油や石炭などの化石燃料のエネルギーにその多くを頼っています。太陽光発電は、自然の中にある再生可能エネルギーの1つであり、地球にやさしく、温暖化対策に役立つ国産エネルギーです。

塩田跡地の多くの動物、植物の環境に配慮して、海側に広がる塩性湿地帯などには、原則、手を加えない計画にしています。


まちづくり実施方針